論文の概要: Data-Driven Approach for Log Instruction Quality Assessment
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2204.02618v1
- Date: Wed, 6 Apr 2022 07:02:23 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2022-04-07 23:24:46.894598
- Title: Data-Driven Approach for Log Instruction Quality Assessment
- Title(参考訳): ログ命令品質評価のためのデータ駆動アプローチ
- Authors: Jasmin Bogatinovski, Sasho Nedelkoski, Alexander Acker, Jorge Cardoso,
Odej Kao
- Abstract要約: 優れた品質特性を持つログ命令の記述方法に関するガイドラインは,広く採用されていない。
1)ログレベルの正確さを評価するための正しいログレベルの割り当てと,2)イベント記述の冗長化に必要な静的テキストの最小富度を評価する十分な言語構造である。
本手法は,F1スコア0.99の十分な言語構造を用いて,ログレベルの割当を精度0.88で正確に評価する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 59.04636530383049
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: In the current IT world, developers write code while system operators run the
code mostly as a black box. The connection between both worlds is typically
established with log messages: the developer provides hints to the (unknown)
operator, where the cause of an occurred issue is, and vice versa, the operator
can report bugs during operation. To fulfil this purpose, developers write log
instructions that are structured text commonly composed of a log level (e.g.,
"info", "error"), static text ("IP {} cannot be reached"), and dynamic
variables (e.g. IP {}). However, as opposed to well-adopted coding practices,
there are no widely adopted guidelines on how to write log instructions with
good quality properties. For example, a developer may assign a high log level
(e.g., "error") for a trivial event that can confuse the operator and increase
maintenance costs. Or the static text can be insufficient to hint at a specific
issue. In this paper, we address the problem of log quality assessment and
provide the first step towards its automation. We start with an in-depth
analysis of quality log instruction properties in nine software systems and
identify two quality properties: 1) correct log level assignment assessing the
correctness of the log level, and 2) sufficient linguistic structure assessing
the minimal richness of the static text necessary for verbose event
description. Based on these findings, we developed a data-driven approach that
adapts deep learning methods for each of the two properties. An extensive
evaluation on large-scale open-source systems shows that our approach correctly
assesses log level assignments with an accuracy of 0.88, and the sufficient
linguistic structure with an F1 score of 0.99, outperforming the baselines. Our
study shows the potential of the data-driven methods in assessing instructions
quality and aid developers in comprehending and writing better code.
- Abstract(参考訳): 現在のITの世界では、開発者はコードを書き、システムオペレータはブラックボックスとしてコードを実行する。
開発者は(未知の)オペレータにヒントを提供し、そこで発生した問題の原因が報告され、その逆もオペレータが操作中にバグを報告できる。
この目的を達成するために、開発者はログレベル(例えば、"info", "error")、静的テキスト(ip {} は到達できない)、動的変数(例えば、ip {})で構成される構造化テキストであるログ命令を記述する。
しかし、十分に習熟されたコーディングプラクティスとは対照的に、優れた品質特性を持つログ命令の記述方法に関するガイドラインは広く採用されていない。
例えば、開発者はオペレータを混乱させメンテナンスコストを増加させるような簡単なイベントに対して、高いログレベル(例えば"エラー")を割り当てることができる。
あるいは、静的テキストは特定の問題をヒントにするのに不十分である。
本稿では,ログ品質評価の問題に対処し,その自動化に向けた第一歩を提供する。
まず,9つのソフトウェアシステムの品質ログ命令特性の詳細な分析から始め,2つの品質特性を同定する。
1)ログレベルの正確性を評価するログレベル割り当ての補正、及び
2) イベント記述の冗長化に必要な静的テキストの最小富度を評価する十分な言語構造。
これらの知見に基づき,2つの特性のそれぞれに深層学習手法を適用するデータ駆動型手法を開発した。
大規模オープンソースシステムにおける広範囲な評価の結果,0.88の精度でログレベル割り当てを正しく評価し,f1スコア0.99の十分な言語構造を基準値に上回った。
本研究は,データ駆動型手法がインストラクションの品質を評価できる可能性を示し,より優れたコード理解と記述を支援する。
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