論文の概要: Strong coupling quantum Otto cycle
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2205.09400v2
- Date: Wed, 29 Jun 2022 14:38:41 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-02-12 16:02:32.846957
- Title: Strong coupling quantum Otto cycle
- Title(参考訳): 強結合量子オットーサイクル
- Authors: Mao Kaneyasu and Yoshihiko Hasegawa
- Abstract要約: システムと貯水池の相互作用が無視できるという弱い結合仮定を伴わない量子オットーサイクルモデルを提案する。
モデルの有効性を解析的に計算し、相互作用項の寄与が無視されると、その効率は以前のモデルに還元されることを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 4.111899441919164
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We propose a quantum Otto cycle model without the weak coupling assumption
that the interaction between the system and reservoirs is negligible. Our model
replaces the thermalization process in the weak coupling model with a process
comprising thermalization and decoupling. We analytically calculate the
efficiency of our model and show that in the weak interaction limit, when the
contribution of the interaction terms is neglected, the efficiency reduces to
that of the earlier model. We derive the sufficient condition for the
efficiency of our model not to surpass that of the weak coupling model and find
that the condition is satisfied when the decoupling processes have a positive
cost. Using a simple two-level system, we numerically examine the relation
between the interaction strength and the efficiency of our model, and
demonstrate that our model does not exceed the efficiency of the weak coupling
model.
- Abstract(参考訳): システムと貯水池の相互作用が無視できるという弱結合を仮定しない量子オットーサイクルモデルを提案する。
本モデルは弱結合モデルにおける熱分解過程を熱分解と脱カップリングからなるプロセスに置き換える。
我々はモデルの有効性を解析的に計算し、相互作用項の寄与が無視される弱い相互作用限界において、その効率が以前のモデルに還元されることを示す。
弱結合モデルの効率性が弱結合モデルの効率を上回らないよう十分条件を導出し、分離プロセスが正のコストを持つ場合に条件が満たされることを見出す。
単純な2レベルシステムを用いて,相互作用強度とモデルの効率の関係を数値的に検討し,本モデルが弱い結合モデルの効率を超えないことを実証する。
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