論文の概要: Terahertz Receiver based on Room-Temperature Rydberg-Atoms
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2205.11021v2
- Date: Sat, 6 Aug 2022 02:12:16 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-02-12 00:57:13.828366
- Title: Terahertz Receiver based on Room-Temperature Rydberg-Atoms
- Title(参考訳): 室温Rydberg-Atomを用いたテラヘルツ受信器
- Authors: Yayi Lin, Zhenyue She, Zhiwen Chen, Xianzhe Li, Caixia Zhang, Kaiyu
Liao, Xinding Zhang, Wei Huang, Hui Yan, and Shiliang Zhu
- Abstract要約: 高感度の受信機は、THz無線通信にとって重要である。
室温気相セルにおけるセシウムRydberg原子に基づくテラヘルツ受信機を実証した。
その結果、原子受信機はその量子的性質のために多くの利点があることが示された。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 4.042120662007807
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Realization of practical terahertz wireless communications still faces many
challenges. The receiver with high sensitivity is important for THz wireless
communications. Here we demonstrate a terahertz receiver based on the cesium
Rydberg atoms in a room-temperature vapor cell. The minimum detectable THz
electric field is calibrated. With this receiver, the phase-sensitive
conversion of amplitude-modulated or frequency-modulated terahertz waves into
optical signals is performed. The results show that the atomic receiver has
many advantages due to its quantum properties. Especially, the long distance
THz wireless communications is achievable using this receiver. Furthermore, the
atomic receiver can be used in the THz wireless-to-optical link.
- Abstract(参考訳): 実用的なテラヘルツ無線通信の実現は多くの課題に直面している。
THz無線通信には高感度受信機が重要である。
ここでは, セシウムRydberg原子に基づくテラヘルツ受信機を室温気相セルで実証する。
最小検出可能なTHz電界を校正する。
この受信機では、振幅変調または周波数変調テラヘルツ波を光信号に位相感応変換する。
その結果、原子レシーバーはその量子特性のために多くの利点があることがわかった。
特に、この受信機を用いて長距離THz無線通信を実現することができる。
さらに、原子受信機は、THz無線-光リンクで使用することができる。
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