論文の概要: Multi-agent Databases via Independent Learning
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2205.14323v1
- Date: Sat, 28 May 2022 03:47:43 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2022-06-04 22:55:33.058111
- Title: Multi-agent Databases via Independent Learning
- Title(参考訳): 独立学習によるマルチエージェントデータベース
- Authors: Chi Zhang, Olga Papaemmanouil, Josiah Hanna
- Abstract要約: 学習クエリスケジューラと学習クエリを組み込んだ概念実証システムであるMADB(Multi-Agent DB)を紹介する。
予備的な結果は、MADBが学習したコンポーネントの非協調的な統合よりも優れていることを示している。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 11.05491559831151
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Machine learning is rapidly being used in database research to improve the
effectiveness of numerous tasks included but not limited to query optimization,
workload scheduling, physical design, etc. essential database components, such
as the optimizer, scheduler, and physical designer. Currently, the research
focus has been on replacing a single database component responsible for one
task by its learning-based counterpart. However, query performance is not
simply determined by the performance of a single component, but by the
cooperation of multiple ones. As such, learned based database components need
to collaborate during both training and execution in order to develop policies
that meet end performance goals. Thus, the paper attempts to address the
question "Is it possible to design a database consisting of various learned
components that cooperatively work to improve end-to-end query latency?".
To answer this question, we introduce MADB (Multi-Agent DB), a
proof-of-concept system that incorporates a learned query scheduler and a
learned query optimizer. MADB leverages a cooperative multi-agent reinforcement
learning approach that allows the two components to exchange the context of
their decisions with each other and collaboratively work towards reducing the
query latency. Preliminary results demonstrate that MADB can outperform the
non-cooperative integration of learned components.
- Abstract(参考訳): 機械学習はデータベース研究において、クエリ最適化やワークロードスケジューリング、物理設計など、オプティマイザ、スケジューラ、物理デザイナといった重要なデータベースコンポーネントに限らず、多数のタスクの有効性を改善するために急速に使用されている。
現在研究対象となっているのは、ひとつのタスクに責任を持つ1つのデータベースコンポーネントを、学習ベースで置き換えることだ。
しかし、クエリのパフォーマンスは単一のコンポーネントのパフォーマンスによってではなく、複数のコンポーネントの協調によって決定される。
そのため、学習ベースのデータベースコンポーネントは、トレーニングと実行の両方で協調して、最終的なパフォーマンス目標を満たすポリシーを開発する必要がある。
そこで本論文では,“エンドツーエンドのクエリ待ち時間を改善するために協調的に動作する,さまざまな学習コンポーネントからなるデータベースを設計することは可能か?
この質問に答えるために、我々は、学習クエリスケジューラと学習クエリオプティマイザを組み込んだ概念実証システムであるmadb(multi-agent db)を紹介する。
MADBは協調的なマルチエージェント強化学習アプローチを利用して,2つのコンポーネントが意思決定のコンテキストを相互に交換し,クエリレイテンシの低減に協力的に取り組むことを可能にする。
予備的な結果は、MADBが学習したコンポーネントの非協調的な統合よりも優れていることを示している。
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