論文の概要: Effects of Laser-Annealing on Fixed-Frequency Superconducting Qubits
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2206.03099v1
- Date: Tue, 7 Jun 2022 08:23:03 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-02-10 06:54:44.334015
- Title: Effects of Laser-Annealing on Fixed-Frequency Superconducting Qubits
- Title(参考訳): 固定周波数超電導ビットに対するレーザアニールの影響
- Authors: Hyunseong Kim, Christian J\"unger, Alexis Morvan, Edward S. Barnard,
William P. Livingston, M. Virginia P. Alto\'e, Yosep Kim, Chengyu Song, Larry
Chen, John Mark Kreikebaum, D. Frank Ogletree, David I. Santiago, Irfan
Siddiqi
- Abstract要約: 従来の顕微鏡部品をベースとした自動レーザアニール装置を提案する。
1例ではレーザーアニール後のコヒーレンスの増加が観察された。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 3.6579903484461567
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: As superconducting quantum processors increase in complexity, techniques to
overcome constraints on frequency crowding are needed. The recently developed
method of laser-annealing provides an effective post-fabrication method to
adjust the frequency of superconducting qubits. Here, we present an automated
laser-annealing apparatus based on conventional microscopy components and
demonstrate preservation of highly coherent transmons. In one case, we observe
a two-fold increase in coherence after laser-annealing and perform noise
spectroscopy on this qubit to investigate the change in defect features, in
particular two-level system defects. Finally, we present a local heating model
as well as demonstrate aging stability for laser-annealing on the wafer scale.
Our work constitutes an important first step towards both understanding the
underlying physical mechanism and scaling up laser-annealing of superconducting
qubits.
- Abstract(参考訳): 超伝導量子プロセッサの複雑さが増すにつれて、周波数の混雑の制約を克服する技術が必要となる。
最近開発されたレーザアニール法は、超伝導量子ビットの周波数を調整する効果的な後加工法を提供する。
本稿では,従来の顕微鏡部品をベースとした自動レーザアニール装置について述べる。
あるケースでは,レーザーアニール後のコヒーレンスの増加を2倍に観察し,この量子ビット上でノイズスペクトロスコピーを行い,欠陥特性,特に2レベルシステム欠陥の変化について検討した。
最後に, ウェハスケールにおけるレーザ焼鈍の時効安定性を示すため, 局所加熱モデルを提案する。
我々の研究は、基礎となる物理機構の理解と超伝導量子ビットのレーザーアニーリングのスケールアップの両立に向けて重要な第一歩となる。
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