論文の概要: Microwave cavity-free hole burning spectroscopy of
Er$^{3+}$:Y$_2$SiO$_5$ at millikelvin temperatures
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2206.03135v1
- Date: Tue, 7 Jun 2022 09:17:41 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-02-10 06:55:49.794472
- Title: Microwave cavity-free hole burning spectroscopy of
Er$^{3+}$:Y$_2$SiO$_5$ at millikelvin temperatures
- Title(参考訳): ミリケルビン温度におけるer$^{3+}$:y$_2$sio$_5$のマイクロ波空洞フリーホールバーニング分光法
- Authors: Anton Mladenov, Natalia Pankratova, Dmitriy Sholokhov, Vladimir
Manucharyan, Rudolf Gross Pavel A. Bushev, and Nadezhda Kukharchyk
- Abstract要約: 本稿では,Er$3+$:Y$$SiO$_5の高密度光アンサンブルのために開発された技術を用いて,マイクロ波光子の量子メモリとして機能する能力について検討する。
我々はEr$3+$:Y$$$SiO$_5$の高分解能マイクロ波分光を行い、電子スピンと超微細遷移を同定した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Efficient quantum memory is of paramount importance for long-distance quantum
communications, as well as for complex large-scale computing architectures. We
investigate the capability of Er$^{3+}$:Y$_2$SiO$_5$ crystal to serve as a
quantum memory for the travelling microwave photons by employing techniques
developed for dense optical ensembles. In our efforts to do so, we have
performed high-resolution microwave spectroscopy of Er$^{3+}$:Y$_2$SiO$_5$,
where we identified electronic spin as well as hyperfine transitions.
Furthermore, we have explored spectral hole burning technique and studied the
spin relaxation process at millikelvin temperatures, determined the main
relaxation mechanisms, which lay the groundwork for further studies of the
topic.
- Abstract(参考訳): 効率的な量子メモリは、長距離量子通信や複雑な大規模コンピューティングアーキテクチャにおいて最重要である。
本稿では,Er$^{3+}$:Y$_2$SiO$_5$クリスタルの高密度光アンサンブル用技術を用いて,移動マイクロ波光子の量子メモリとして機能する能力について検討する。
そこで我々は高分解能マイクロ波分光(er$^{3+}$:y$_2$sio$_5$)を行い,超微細構造転移と同様に電子スピンを同定した。
さらに, スペクトルホールバーニング法を考察し, ミリケルビン温度におけるスピン緩和過程を考察し, 主題研究の基礎となる緩和機構について検討した。
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