論文の概要: Quantum networks boosted by entanglement with a control system
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2206.05247v1
- Date: Fri, 10 Jun 2022 17:42:57 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-02-09 23:05:25.212904
- Title: Quantum networks boosted by entanglement with a control system
- Title(参考訳): 制御系との絡み合いによる量子ネットワークの促進
- Authors: Tamal Guha, Saptarshi Roy, Giulio Chiribella
- Abstract要約: 送信者が第三者と事前の絡み合いを共有した場合に限って、情報発信チャネルで実現可能な2つの通信タスクを示す。
最初のタスクは、コントローラに情報を漏らすことなく古典的なメッセージを送信することである。
第2の課題は、受信機との二部交絡を確立すること、またはより一般的には、複数の空間的に分離された受信機との多部交絡を確立することである。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.6445605125467572
- License: http://creativecommons.org/publicdomain/zero/1.0/
- Abstract: Networks of quantum devices with coherent control over their configuration
offer promising advantages in quantum information processing. So far, the
investigation of these advantages assumed that the control system was initially
uncorrelated with the data processed by the network. Here, we explore the power
of quantum correlations between data and control, showing two communication
tasks that can be accomplished with information-erasing channels if and only if
the sender shares prior entanglement with a third party (the ``controller'')
controlling the network configuration. The first task is to transmit classical
messages without leaking information to the controller. The second task is to
establish bipartite entanglement with a receiver, or, more generally, to
establish multipartite entanglement with a number of spatially separated
receivers.
- Abstract(参考訳): 構成をコヒーレントに制御する量子デバイスのネットワークは、量子情報処理において有望な利点を提供する。
これまでのところ、これらの利点の調査は、制御システムはネットワークが処理するデータとは無関係であると仮定していた。
本稿では,データと制御との間の量子相関のパワーを探索し,送信者がネットワーク構成を制御する第三者( ``controller'' )と事前の絡み合いを共有している場合に限り,情報消去チャネルで達成できる2つの通信タスクを示す。
最初のタスクは、コントローラに情報を漏らすことなく古典的なメッセージを送信することである。
第2の課題は、受信機との2部絡みを確立すること、またはより一般的には、複数の空間分離受信機で多部絡みを確立することである。
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