論文の概要: Quantum-correlation-based free-space optical link with an active
reflector
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2206.14978v1
- Date: Thu, 30 Jun 2022 02:04:15 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-02-07 04:57:27.213288
- Title: Quantum-correlation-based free-space optical link with an active
reflector
- Title(参考訳): 量子相関に基づくアクティブリフレクタを用いた自由空間光リンク
- Authors: Dongkyu Kim, Dohoon Lim, Kyungdeuk Park, and Yong Sup Ihn
- Abstract要約: 本稿では,250m以上の量子相関に基づく自由空間光(FSO)リンクを,送受信局から125mの外部能動反射器を用いて提案する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.5279804479251556
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: We present a quantum-correlation-based free-space optical(FSO) link over 250
m using an outdoor active reflector 125 m from the transceiver station. The
performance of free-space optical communication can be significantly degraded
by atmospheric turbulence effects, such as beam wander and signal fluctuations.
We used a 660 nm tracking laser to reduce atmospheric effects, by analyzing the
fast beam wander and slow temporal beam drift, using this information to
correct the quantum channel alignment of the 810 nm signal photons. In this
work, the active reflector consisted of a mirror, a 6-axis hexapod stage, and a
long-range wireless bridge. The slow drift of the beam path due to outdoor
temperature changes was steered and controlled using wireless optical feedback
between the receiver units and the active reflector. Our work provides useful
knowledge for improved control of beam paths in outdoor conditions, which can
be developed to ensure high quality quantum information transfer in real-world
scenarios, such as an unmanned FSO link for urban quantum communication or
retro-reflective quantum communication links.
- Abstract(参考訳): トランスシーバステーションから125m離れた屋外アクティブリフレクタを用いて,250m以上の量子相関系自由空間光(fso)リンクを提案する。
自由空間光通信の性能は、ビームの移動や信号のゆらぎといった大気乱流の影響により著しく低下する。
810nm信号光子の量子チャネルアライメントを補正するために,660nmのトラッキングレーザを用いて,高速ビームドリフトと遅い時間ビームドリフトを解析し,大気効果を低減した。
この作業では、アクティブリフレクターは鏡と6軸の六脚類ステージと長距離無線ブリッジで構成されていた。
外部温度変化によるビームパスの緩やかなドリフトを制御し,受信機とアクティブリフレクタ間のワイヤレス光フィードバックを用いて制御した。
本研究は,都市内量子通信のための無人fsoリンクや逆反射型量子通信リンクなど,実世界のシナリオにおける高品質な量子情報転送を実現するために,屋外環境におけるビームパスの制御を改善するための有用な知識を提供する。
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