論文の概要: Quantum suppression of cold reactions far from the s-wave energy limit
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2208.07725v2
- Date: Wed, 29 Jan 2025 22:59:45 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2025-01-31 18:32:51.309586
- Title: Quantum suppression of cold reactions far from the s-wave energy limit
- Title（参考訳）: s波エネルギー限界から離れた低温反応の量子的抑制
- Authors: Or Katz, Meirav Pinkas, Nitzan Akerman, Ming Li, Roee Ozeri,
- Abstract要約: 我々は、中性8,7$Rb原子の個々の冷間対と光学的にアクセスできない8,7$Rb$+$イオンとの共鳴電荷交換反応を、$s$-wave状態よりはるかに高く研究した。
以上の結果から, 超低温の$s$波状態よりも3桁高い温度でも, 衝突における量子干渉は持続し, 反応速度に影響を与えることが示唆された。
- 参考スコア（独自算出の注目度）: 4.426312217102122
- License:
- Abstract: Reactions between pairs of atoms are ubiquitous processes in chemistry and physics. Quantum scattering effects on reactions often require extremely ultracold temperatures, approaching the $s$-wave regime, with a small number of partial waves involved. At higher temperatures, the different phases associated with the centrifugal barriers of different partial waves average out quantum interference to yield classical reaction rates. Here, we use quantum-logic to experimentally study resonant charge-exchange reactions between individual cold pairs of neutral $^{87}$Rb atoms and optically-inaccessible $^{87}$Rb$^{+}$ ions far above the $s$-wave regime. We find that the measured charge-exchange rate is significantly suppressed with respect to the classical prediction. Our results indicate that even at temperatures three orders of magnitude higher than the ultracold $s$-wave regime, quantum interference in collisions persists and impacts reaction rates.
- Abstract（参考訳）: 一対の原子間の反応は化学と物理学においてユビキタスな過程である。
反応に対する量子散乱効果は、しばしば極低温を必要とし、$s$波状態に近づき、少数の部分波が関与する。
高温では、異なる部分波の遠心障壁に関連する異なる位相が量子干渉を平均化し、古典的な反応速度が得られる。
ここでは量子論理学を用いて、個々の冷間対である$^{87}$Rb原子と光学的到達不能な$^{87}$Rb$^{+}$イオンの間の共鳴電荷交換反応を実験的に研究する。
その結果, 電荷交換速度は古典的予測に対して著しく抑制されていることがわかった。
以上の結果から, 超低温の$s$波状態よりも3桁高い温度でも, 衝突における量子干渉は持続し, 反応速度に影響を与えることが示唆された。
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