論文の概要: A decomposition of book structure through ousiometric fluctuations in
cumulative word-time
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2208.09496v4
- Date: Fri, 12 May 2023 00:54:52 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-15 16:21:04.978417
- Title: A decomposition of book structure through ousiometric fluctuations in
cumulative word-time
- Title(参考訳): 累積単語時間における音韻変動による書籍構造の分解
- Authors: Mikaela Irene Fudolig, Thayer Alshaabi, Kathryn Cramer, Christopher M.
Danforth, Peter Sheridan Dodds
- Abstract要約: 本書の本数ではなく,文数の関数として,文語がどのように変化するのかを考察する。
短い本は一般的な傾向を示すだけであり、長い本は一般的な傾向に加えて変動がある。
以上の結果から,長文は短文の拡張版ではなく,短文の連結構造に類似していることが示唆された。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 1.181206257787103
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: While quantitative methods have been used to examine changes in word usage in
books, studies have focused on overall trends, such as the shapes of
narratives, which are independent of book length. We instead look at how words
change over the course of a book as a function of the number of words, rather
than the fraction of the book, completed at any given point; we define this
measure as "cumulative word-time". Using ousiometrics, a reinterpretation of
the valence-arousal-dominance framework of meaning obtained from semantic
differentials, we convert text into time series of power and danger scores in
cumulative word-time. Each time series is then decomposed using empirical mode
decomposition into a sum of constituent oscillatory modes and a non-oscillatory
trend. By comparing the decomposition of the original power and danger time
series with those derived from shuffled text, we find that shorter books
exhibit only a general trend, while longer books have fluctuations in addition
to the general trend. These fluctuations typically have a period of a few
thousand words regardless of the book length or library classification code,
but vary depending on the content and structure of the book. Our findings
suggest that, in the ousiometric sense, longer books are not expanded versions
of shorter books, but are more similar in structure to a concatenation of
shorter texts. Further, they are consistent with editorial practices that
require longer texts to be broken down into sections, such as chapters. Our
method also provides a data-driven denoising approach that works for texts of
various lengths, in contrast to the more traditional approach of using large
window sizes that may inadvertently smooth out relevant information, especially
for shorter texts. These results open up avenues for future work in
computational literary analysis, particularly the measurement of a basic unit
of narrative.
- Abstract(参考訳): 書籍における単語使用量の変化を定量的に調べる手法が用いられてきたが、本の長さに依存しない物語の形など全般的な傾向に焦点が当てられている。
代わりに、ある特定の時点で完結した本の分数ではなく、単語の数の関数として、書籍の途中で単語がどのように変化するかに注目し、この尺度を「累積ワードタイム」と定義する。
意味的微分から得られる意味の原子価-覚醒-支配の枠組みを再解釈する ousiometrics を用いて,テキストを累積単語時間におけるパワーと危険スコアの時系列に変換する。
各時系列は経験的モード分解を用いて構成振動モードと非振動トレンドの合計に分解される。
原典のパワーと危険時刻の分解をシャッフルテキストから導出したものと比較することにより、短い本は一般的な傾向を示すだけであり、長い本は一般的な傾向に加えて変動があることがわかった。
これらの変動は通常、本の長さや図書館の分類コードに関わらず数千語という期間を持つが、本の内容や構造によって異なる。
以上の結果から,長書は短書の拡張版ではなく,短書の結合構造に類似していることが示唆された。
さらに、より長いテキストを章などのセクションに分割する必要がある編集慣行とも一致している。
提案手法は,様々な長さのテキストに対して,特に短いテキストに対して,不注意に関連情報を取り除くような大きなウィンドウサイズを用いる従来の手法とは対照的に,データ駆動分別手法も提供する。
これらの結果は、将来の計算的文学的分析、特に物語の基本単位の測定への道を開く。
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