論文の概要: Non-local polarization alignment and control in fiber using feedback
from correlated measurements of entangled photons
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2209.06920v2
- Date: Mon, 19 Dec 2022 17:29:44 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-01-26 16:41:10.350477
- Title: Non-local polarization alignment and control in fiber using feedback
from correlated measurements of entangled photons
- Title(参考訳): エンタングル光子の相関測定からのフィードバックによる繊維の非局所偏光アライメントと制御
- Authors: Evan Dowling, Mark Morris, Gerald Baumgartner, Rajarshi Roy, Thomas E.
Murphy
- Abstract要約: 量子情報を符号化するために絡み合った光子の偏光を利用する量子測定は、測定基地の校正とアライメントを必要とする。
本稿では,空間分離検出器間の偏光測定基地の自動アライメントと動的追跡について報告する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.7174734306558701
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Quantum measurements that use the entangled photons' polarization to encode
quantum information require calibration and alignment of the measurement bases
between spatially separate observers. Because of the changing birefringence in
optical fibers arising from temperature fluctuations or external mechanical
vibrations, the polarization state at the end of a fiber channel is
unpredictable and time-varying. Polarization tracking and stabilization methods
originally developed for classical optical communications cannot be applied to
polarization-entangled photons, where the separately detected photons are
statistically unpolarized, yet quantum mechanically correlated. We report here
a fast method for automatic alignment and dynamic tracking of the polarization
measurement bases between spatially separated detectors. The system uses the
Nelder-Mead simplex method to minimize the observed coincidence rate between
non-locally measured entangled photon pairs, without relying on classical
wavelength-multiplexed pilot tones or temporally interleaved polarized photons.
Alignment and control is demonstrated in a 7.1 km deployed fiber loop as well
as in a controlled drifting scenario.
- Abstract(参考訳): 量子情報を符号化するために絡み合った光子の偏光を用いる量子測定は、空間的に分離された観測者間で測定基地の校正とアライメントを必要とする。
温度変動や外部の機械的振動から生じる光ファイバの複屈折の変化により、ファイバチャネルの終端の偏光状態は予測不能であり、時間的に変動する。
古典的な光通信のために開発された偏光追跡と安定化法は、別々に検出された光子が統計的に非偏光化されているが量子力学的に相関している偏光絡みの光子には適用できない。
本稿では,空間分離検出器間の偏光測定基地の自動アライメントと動的追跡について報告する。
このシステムはNelder-Mead単純な方法を用いて、古典的な波長多重化パイロットトーンや時間的インターリーブされた偏光子に頼ることなく、非局所測定光子対間の観測された一致率を最小化する。
配向と制御は7.1kmの繊維ループと制御されたドリフトのシナリオで実証される。
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