論文の概要: Multi-party quantum private comparison of size relationship with two
third parties based on d-dimensional Bell states
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2210.13688v1
- Date: Tue, 25 Oct 2022 01:15:04 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-01-21 16:12:51.089760
- Title: Multi-party quantum private comparison of size relationship with two
third parties based on d-dimensional Bell states
- Title(参考訳): D次元ベル状態に基づく2つのサードパーティとのサイズ関係の多次元量子プライベート比較
- Authors: Jiang-Yuan Lian, Xia Li, Tian-Yu Ye
- Abstract要約: 提案するMQPCプロトコルは,2つのスーパーバイザの制御下で,プライベート整数のサイズ関係をユーザが比較したい場合に適応的である。
提案したMQPCプロトコルは,ユーザ間の通信や事前共有キーが存在しないため,奇妙なユーザ環境で使用することができる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 5.12433745864982
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: In this paper, we put forward a multi-party quantum private comparison(MQPC)
protocol with two semi-honest third parties (TPs) by adopting d-dimensional
Bell states, which can judge the size relationship of private integers from
more than two users within one execution of protocol.Each TP is permitted to
misbehave on her own but cannot collude with others. In the proposed MQPC
protocol, TPs are only required to apply d-dimensional single-particle
measurements rather than d-dimensional Bell state measurements. There are no
quantum entanglement swapping and unitary operations required in the proposed
MQPC protocol. The security analysis validates that the proposed MQPC protocol
can resist both the outside attacks and the participant attacks.The proposed
MQPC protocol is adaptive forthe case that users want to compare the size
relationship of their private integers under the control of two supervisors.
Furthermore, the proposed MQPC protocol can be used in the strange user
environment, because there are not any communication and pre-shared key between
each pair of users.
- Abstract(参考訳): 本稿では,2つの半正統な第三者 (tps) とのマルチパーティ量子プライベート比較 (mqpc) プロトコルを,1つのプロトコルの実行中に2人以上のユーザからプライベート整数のサイズ関係を判断できるd-次元ベル状態を採用することで提案する。
提案したMQPCプロトコルでは, TPはD次元ベル状態測定よりもD次元単粒子測定にのみ適用する必要がある。
提案したMQPCプロトコルでは量子エンタングルメントスワップやユニタリ演算は不要である。
セキュリティ分析により,提案するMQPCプロトコルは,外部攻撃と参加者攻撃の両方に対して抵抗可能であることが確認された。
さらに、提案したMQPCプロトコルは、各ユーザ間の通信や事前共有キーが存在しないため、奇妙なユーザ環境で使用することができる。
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