論文の概要: Interaction enhanced quantum heat engine
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2211.03394v1
- Date: Mon, 7 Nov 2022 09:52:02 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-01-20 02:01:37.290676
- Title: Interaction enhanced quantum heat engine
- Title(参考訳): 相互作用強化量子熱エンジン
- Authors: Mohamed Boubakour, Thom\'as Fogarty, Thomas Busch
- Abstract要約: 我々は最小限の量子オットー熱エンジンについて研究し、そこでは中間体はハーモニックトラップ内の相互作用する少数体系から構成される。
我々は,このエンジンの温度関数としてのメリットの数値を計算し,パラメータがエンジン性能を補助することを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: We study a minimal quantum Otto heat engine, where the working medium
consists of an interacting few-body system in a harmonic trap. This allows us
to consider the interaction strength as an additional tunable parameter during
the work strokes. We calculate the figures of merit of this engine as a
function of the temperature and show clearly in which parameter regimes the
interactions assist in engine performance. We also study the finite time
dynamics and the subsequent trade-off between the efficiency and the power,
comparing the interaction enhanced cycle with the case where the system remains
scale-invariant.
- Abstract(参考訳): そこで, 量子オットー熱エンジンについて検討し, 作動媒質はハーモニックトラップ内の相互作用する少数体系からなる。
これにより、相互作用強度をワークストローク中に追加の調整可能なパラメータとして考えることができる。
このエンジンの長所の数値を温度の関数として計算し,その相互作用がエンジンの性能を補助するパラメータレジームを明確に示す。
また,有限時間ダイナミクスと,それに続く効率と電力のトレードオフについても検討し,相互作用強化サイクルと,システムがスケール不変のままである場合との比較を行った。
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