論文の概要: High-speed integrated QKD system
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2211.11560v1
- Date: Mon, 21 Nov 2022 15:24:35 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-01-17 23:25:43.340288
- Title: High-speed integrated QKD system
- Title(参考訳): 高速統合QKDシステム
- Authors: Rebecka Sax, Alberto Boaron, Gianluca Boso, Simone Atzeni, Andrea
Crespi, Fadri Gr\"Unenfelder, Davide Rusca, Aws Al-Saadi, Danilo Bronzi,
Sebastian Kupijai, Hanjo Rhee, Roberto Osellame, Hugo Zbinden
- Abstract要約: シリコンフォトニクスにトランスミッタチップを内蔵した高速(2.5GHz)集積QKD構成を提案する。
我々のシステムは、より複雑な最先端設定と同等の生ビットエラー率、量子ビットエラー率、秘密鍵レートを達成する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Quantum key distribution (QKD) is nowadays a well established method for
generating secret keys at a distance in an information-theoretic secure way, as
the secrecy of QKD relies on the laws of quantum physics and not computational
complexity. In order to industrialize QKD, low-cost, mass-manufactured and
practical QKD setups are required. Hence, photonic and electronic integration
of the sender's and receiver's respective components is currently in the
spotlight. Here we present a high-speed (2.5 GHz) integrated QKD setup
featuring a transmitter chip in silicon photonics allowing for high-speed
modulation and accurate state preparation, as well as a
polarization-independent low-loss receiver chip in aluminum borosilicate glass
fabricated by the femtosecond laser micromachining technique. Our system
achieves raw bit error rates, quantum bit error rates and secret key rates
equivalent to a much more complex state-of-the-art setup based on discrete
components.
- Abstract(参考訳): 量子鍵分布(QKD)は、量子物理学の法則に依存し、計算複雑性に頼らず、情報理論の安全な方法で秘密鍵を生成する方法として確立された方法である。
QKDを工業化するには、低コスト、大量製造および実用的なQKDセットアップが必要である。
したがって、送信側と受信側の各コンポーネントのフォトニックおよび電子的統合が現在注目されている。
本稿では,高速変調と正確な状態調整が可能なシリコンフォトニクスの送信チップと,フェムト秒レーザーマイクロマシニング法により作製したアルミニウムホウケイ酸塩ガラスの偏光非依存低損失受信チップを特徴とする高速(2.5ghz)集積qkd構成を提案する。
本システムは, 離散成分に基づくより複雑な状態設定と等価な生ビット誤り率, 量子ビット誤り率, 秘密鍵レートを実現する。
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