論文の概要: Path-encoded high-dimensional quantum communication over a 2 km
multicore fiber
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2103.05992v1
- Date: Wed, 10 Mar 2021 11:02:45 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-08 13:41:45.787685
- Title: Path-encoded high-dimensional quantum communication over a 2 km
multicore fiber
- Title(参考訳): 2kmマルチコアファイバー上のパスエンコード高次元量子通信
- Authors: Beatrice Da Lio, Daniele Cozzolino, Nicola Biagi, Yunhong Ding,
Karsten Rottwitt, Alessandro Zavatta, Davide Bacco, Leif K. Oxenl{\o}we
- Abstract要約: パス符号化された高次元量子状態の2km長のマルチコアファイバ上での信頼性伝送を実証する。
安定した干渉検出が保証され、低いエラー率と秘密鍵レートの6.3Mbit/sの生成が可能になる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 50.591267188664666
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Quantum key distribution (QKD) protocols based on high-dimensional quantum
states have shown the route to increase the key rate generation while
benefiting of enhanced error tolerance, thus overcoming the limitations of
two-dimensional QKD protocols. Nonetheless, the reliable transmission through
fiber links of high-dimensional quantum states remains an open challenge that
must be addressed to boost their application. Here, we demonstrate the reliable
transmission over a 2 km long multicore fiber of path-encoded high-dimensional
quantum states. Leveraging on a phase-locked loop system, a stable
interferometric detection is guaranteed, allowing for low error rates and the
generation of 6.3 Mbit/s of secret key rate.
- Abstract(参考訳): 高次元量子状態に基づく量子鍵分布(QKD)プロトコルは、エラー耐性を向上しながら鍵レート生成を増大させる経路を示しており、2次元QKDプロトコルの限界を克服している。
それでも、高次元量子状態のファイバーリンクによる信頼性の高い伝送は、その応用を促進するために対処しなければならない課題である。
本稿では、パスエンコードされた高次元量子状態の2kmのマルチコアファイバー上での信頼性の高い伝送を示す。
位相同期ループシステムを利用すると、安定した干渉検出が保証され、低いエラーレートと6.3Mbit/sの秘密鍵レートが生成される。
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