論文の概要: Quantum walk-based protocol for secure communication between any two
directly connected nodes on a network
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2211.12938v2
- Date: Tue, 10 Oct 2023 05:46:03 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-10-13 15:50:26.918706
- Title: Quantum walk-based protocol for secure communication between any two
directly connected nodes on a network
- Title(参考訳): ネットワーク上の2つの直接接続ノード間のセキュア通信のための量子ウォークベースのプロトコル
- Authors: Prateek Chawla, Adithi Ajith, and C. M. Chandrashekar
- Abstract要約: この研究は、量子ネットワークの任意の2つの直結ノード間の絡み合いを生成するアルゴリズムを示す。
ネットワーク内のプライベートなノード間量子通信チャネルの道を開く。
実装後、ウォーカがソースとターゲット以外の全てのノードにいる確率は無視可能であることを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 2.501693072047969
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: The utilization of quantum entanglement as a cryptographic resource has
superseded conventional approaches to secure communication. Security and
fidelity of intranetwork communication between quantum devices is the backbone
of a quantum network. This work presents an algorithm that generates
entanglement between any two directly connected nodes of a quantum network to
be used as a resource to enable quantum communication across that pair in the
network. The algorithm is based on a directed discrete-time quantum walk and
paves the way for private inter-node quantum communication channels in the
network. We also present the simulation results of this algorithm on random
networks generated from various models. We show that after implementation, the
probability of the walker being at all nodes other than the source and target
is negligible, and this holds independent of the random graph generation model.
This constitutes a viable method for the practical realisation of secure
communication over any random network topology.
- Abstract(参考訳): 暗号資源としての量子絡み合いの利用は、セキュアな通信への従来のアプローチに取って代わった。
量子デバイス間のネットワーク内通信のセキュリティと忠実性は、量子ネットワークのバックボーンである。
この研究は、ネットワーク内のそのペア間で量子通信を可能にするリソースとして使用される量子ネットワークの任意の2つの直結ノード間の絡み合いを生成するアルゴリズムを示す。
このアルゴリズムは、有向離散時間量子ウォークに基づいており、ネットワーク内のプライベートなノード間量子通信チャネルへの道を舗装する。
また,様々なモデルから生成されたランダムネットワーク上でのシミュレーション結果を示す。
実装後、ウォーカーがソースとターゲット以外の全てのノードに存在する確率は無視可能であり、これはランダムグラフ生成モデルとは無関係であることを示す。
これは任意のランダムネットワークトポロジ上でセキュアな通信を実現するための有効な方法である。
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