論文の概要: Knowledge-Bridged Causal Interaction Network for Causal Emotion
Entailment
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2212.02995v1
- Date: Tue, 6 Dec 2022 14:13:33 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2022-12-07 16:31:11.906043
- Title: Knowledge-Bridged Causal Interaction Network for Causal Emotion
Entailment
- Title(参考訳): 因果感情を伴うナレッジブリッジ因果相互作用ネットワーク
- Authors: Weixiang Zhao, Yanyan Zhao, Zhuojun Li, Bing Qin
- Abstract要約: Causal Emotion Entailmentは、会話における非ニュートラル感情によるターゲット発話の原因となる因果発話を特定することを目的としている。
本稿では,3つのブリッジとして活用されるコモンセンス・ナレッジ(CSK)を用いたKBCIN(Knowledge-Bridged Causal Interaction Network)を提案する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 12.722501709772123
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Causal Emotion Entailment aims to identify causal utterances that are
responsible for the target utterance with a non-neutral emotion in
conversations. Previous works are limited in thorough understanding of the
conversational context and accurate reasoning of the emotion cause. To this
end, we propose Knowledge-Bridged Causal Interaction Network (KBCIN) with
commonsense knowledge (CSK) leveraged as three bridges. Specifically, we
construct a conversational graph for each conversation and leverage the
event-centered CSK as the semantics-level bridge (S-bridge) to capture the deep
inter-utterance dependencies in the conversational context via the CSK-Enhanced
Graph Attention module. Moreover, social-interaction CSK serves as
emotion-level bridge (E-bridge) and action-level bridge (A-bridge) to connect
candidate utterances with the target one, which provides explicit causal clues
for the Emotional Interaction module and Actional Interaction module to reason
the target emotion. Experimental results show that our model achieves better
performance over most baseline models. Our source code is publicly available at
https://github.com/circle-hit/KBCIN.
- Abstract(参考訳): Causal Emotion Entailmentは、会話における非ニュートラル感情によるターゲット発話の原因となる因果発話を特定することを目的としている。
これまでの作品は、会話の文脈の理解と感情の原因の正確な推論に限られていた。
そこで本研究では,コモンセンス・ナレッジ(CSK)を3つのブリッジとして活用したKBCIN(Knowledge-Bridged Causal Interaction Network)を提案する。
具体的には、会話毎に会話グラフを構築し、イベント中心のCSKを意味レベルブリッジ(S-bridge)として活用し、CSK拡張グラフアテンションモジュールを介して会話コンテキストにおける深い発話間依存関係をキャプチャする。
さらに、社会的相互作用cskは感情レベルのブリッジ(eブリッジ)と行動レベルのブリッジ(aブリッジ)として機能し、候補発話とターゲットの発話を結びつける。
実験の結果,ほとんどのベースラインモデルよりも優れた性能が得られた。
ソースコードはhttps://github.com/circle-hit/KBCINで公開されています。
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