論文の概要: Quantum simulation of the generalized-entangled quantum eraser, and the
related complete complementarity relations
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2212.09915v1
- Date: Mon, 19 Dec 2022 23:42:39 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-01-09 08:00:59.627285
- Title: Quantum simulation of the generalized-entangled quantum eraser, and the
related complete complementarity relations
- Title(参考訳): 一般化・絡み合った量子消去器の量子シミュレーションと関連する完全相補関係
- Authors: Diego S. S. Chrysosthemos, Marcos L. W. Basso and Jonas Maziero
- Abstract要約: 我々は、マッハ・ツェンダー干渉計と可変部分偏光ビームスプリッタ(VPPBS)を用いて、光量子消去器(QE)の完全な量子シミュレーションを行う。
VPPBSの使用は、ベル基底測定を用いて経路情報を消去する絡み合った量子消去器の導入を動機付けている。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We utilize IBM's quantum computers to perform a full quantum simulation of
the optical quantum eraser (QE) utilizing a Mach-Zehnder interferometer with a
variable partially-polarizing beam splitter (VPPBS) at the input. The use of
the VPPBS motivates us to introduce the entangled quantum eraser, for which the
path information is erased using a Bell-basis measurement. We also investigate
the behavior of the wave aspect, i.e., the quantum coherence, as well as the
particle character, represented by the predictability and entanglement, as
delineated in complete complementarity relations (CCRs). As we show in this
article, the utilization of the VPPBS uncover interesting aspects of the QE and
CCRs. For instance, we can recover the full wave-behavior by the erasure
procedure even when we have only partial knowledge about the path through
entanglement.
- Abstract(参考訳): 我々は、IBMの量子コンピュータを用いて、入力時に可変部分偏光ビームスプリッタ(VPPBS)を備えたマッハ・ツェンダー干渉計を用いて、光学量子消去器(QE)の完全な量子シミュレーションを行う。
VPPBSの使用は、ベル基底測定を用いて経路情報を消去する絡み合った量子消去器を導入する動機となっている。
また,完全相補関係 (ccrs) で示される予測可能性と絡み合いによって表される粒子特性と同様に,波面,すなわち量子コヒーレンス(quantum coherence)の挙動についても検討した。
本稿では,VPPBSの利用がQEとCCRの興味深い側面を明らかにする。
例えば、絡み合いによる経路に関する部分的な知識しか持たない場合でも、消去手順により完全な波動挙動を回復することができる。
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