論文の概要: Scalable deterministic integration of two quantum dots into an on-chip
quantum circuit
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2212.14257v1
- Date: Thu, 29 Dec 2022 11:04:53 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-01-09 03:08:58.905394
- Title: Scalable deterministic integration of two quantum dots into an on-chip
quantum circuit
- Title(参考訳): 2つの量子ドットのオンチップ量子回路へのスケーラブルな決定論的統合
- Authors: Shulun Li, Yuhui Yang, Johannes Schall, Martin von Helversen, Chirag
Palekar, Hanqing Liu, L\'eo Roche, Sven Rodt, Haiqiao Ni, Yu Zhang, Zhichuan
Niu, Stephan Reitzenstein
- Abstract要約: 決定論的に集積された量子エミッタを持つ集積量子フォトニック回路(IQPC)は、スケーラブルな量子情報アプリケーションにとって重要な要素である。
本稿では,2x2マルチモード干渉ビームスプリッタの入力ポートにおけるナノビームキャビティに,予め選択された2つの量子ドットからなるモノリシックプロトタイプIQPCについて報告する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 2.6542279914590465
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Integrated quantum photonic circuits (IQPCs) with deterministically
integrated quantum emitters are critical elements for scalable quantum
information applications and have attracted significant attention in recent
years. However, scaling up them towards fully functional photonic circuits with
multiple deterministically integrated quantum emitters to generate photonic
input states remains a great challenge. In this work, we report on a monolithic
prototype IQPC consisting of two pre-selected quantum dots deterministically
integrated into nanobeam cavities at the input ports of a 2x2 multimode
interference beam-splitter. The on-chip beam splitter exhibits a splitting
ratio of nearly 50/50 and the integrated quantum emitters have high
single-photon purity, enabling on-chip HBT experiments, depicting deterministic
scalability. Overall, this marks a cornerstone toward scalable and
fully-functional IQPCs.
- Abstract(参考訳): 集積量子フォトニック回路(iqpc)と決定論的に集積された量子エミッタはスケーラブルな量子情報応用にとって重要な要素であり、近年注目されている。
しかし、光入力状態を生成するために複数の決定論的に統合された量子エミッタを持つ完全機能フォトニック回路にスケールアップすることは大きな課題である。
本研究では,2x2マルチモード干渉ビームスプリッタの入力ポートにおけるナノビームキャビティに,予め選択した2つの量子ドットからなるモノリシックプロトタイプIQPCについて報告する。
オンチップビームスプリッタは50/50の分割比を示し、集積量子エミッタは1光子純度が高く、オンチップhbt実験が可能であり、決定論的スケーラビリティを示す。
全体として、これはスケーラブルでフル機能のIQPCの基盤となる。
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