論文の概要: Multiplexed random-access optical memory in warm cesium vapor
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2301.04885v1
- Date: Thu, 12 Jan 2023 09:01:15 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-01-13 14:53:46.853736
- Title: Multiplexed random-access optical memory in warm cesium vapor
- Title(参考訳): 熱セシウム蒸気中の多重ランダムアクセス光メモリ
- Authors: Leon Me{\ss}ner, Elizabeth Robertson, Luisa Esguerra, Kathy L\"udge
and Janik Wolters
- Abstract要約: 熱セシウム蒸気中の電磁誘導透過性を利用して4個の光パルスを蓄積する多重ランダムアクセスメモリを実証した。
Cs D1ラインの超微細な遷移にLambda-Systemを用いると、内部記憶効率は平均36%、寿命は1/eで3.2 musに達する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0/
- Abstract: The ability to store large amounts of photonic quantum states is regarded as
substantial for future optical quantum computation and communication
technologies. However, research for multiplexed quantum memories has been
focused on systems that show good performance only after an elaborate
preparation of the storage media. This makes it generally more difficult to
apply outside a laboratory environment. In this work, we demonstrate a
multiplexed random-access memory to store up to four optical pulses using
electromagnetically induced transparency in warm cesium vapor. Using a
{\Lambda}-System on the hyperfine transitions of the Cs D1 line, we achieve a
mean internal storage efficiency of 36% and a 1/e lifetime of 3.2 {\mu}s. In
combination with future improvements, this work facilitates the implementation
of multiplexed memories in future quantum communication and computation
infrastructures.
- Abstract(参考訳): 大量のフォトニック量子状態を保存する能力は、将来の光量子計算と通信技術にとって重要なものと考えられている。
しかし、多重化量子記憶の研究は、記憶媒体の精巧な準備後にのみ良好な性能を示すシステムに焦点を当てている。
これにより、実験室の外での応用がより困難になる。
本研究では,熱セシウム蒸気中の電磁誘導透過性を用いて,最大4個の光パルスを記憶するマルチプレックスランダムアクセスメモリを実証する。
cs d1 線の超微細構造遷移に関する {\lambda}-システムを用いて,平均内部貯蔵効率36%,1/e寿命3.2 {\mu} を達成する。
今後の改良と合わせて、将来の量子通信と計算インフラにおける多重メモリの実装が促進される。
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