論文の概要: Stabilizer formalism in linear optics and application to Bell-state
discrimination
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2301.06551v1
- Date: Mon, 16 Jan 2023 18:29:54 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-01-18 15:30:48.876960
- Title: Stabilizer formalism in linear optics and application to Bell-state
discrimination
- Title(参考訳): 線形光学における安定化器形式とベル状態判別への応用
- Authors: Tomohiro Yamazaki, Rikizo Ikuta, and Takashi Yamamoto
- Abstract要約: 我々は線形光学系と補助単光子を用いたベル状態判別法を解析した。
アンシラ光子の増加に伴い、ベル状態判別の成功確率は最大で$frac403512 simeq 0.787$である。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We propose a framework to analyze linear optical circuits based on an analogy
with stabilizer formalism in quantum circuits, which provides efficiently
computable formulas related to state discriminations. Hence, we analyze a
Bell-state discrimination scheme with linear optics and ancillary single
photons. With an increasing number of ancilla photons, the success probability
of Bell-state discrimination has a maximum of $\frac{403}{512} \simeq 0.787$ at
$28$ ancilla photons. By contrast, the corresponding two-qubit measurement
asymptotically approaches a maximally entangling measurement.
- Abstract(参考訳): 本稿では, 線形光回路を量子回路の安定化形式に類似して解析する枠組みを提案し, 状態判別に関する計算式を効率的に提供する。
したがって、線形光学と単光子を用いたベル状態判別法を解析する。
アンシラ光子の増加に伴い、ベル状態判別の成功確率は最大で$\frac{403}{512} \simeq 0.787$で$28$のアンシラ光子となる。
対照的に、対応する2量子ビット測定は漸近的に最大エンタングリング測定に近づく。
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