論文の概要: Empathetic Response Generation via Emotion Cause Transition Graph
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2302.11787v1
- Date: Thu, 23 Feb 2023 05:51:17 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-02-24 16:20:14.130533
- Title: Empathetic Response Generation via Emotion Cause Transition Graph
- Title(参考訳): 感情因遷移グラフによる共感応答生成
- Authors: Yushan Qian, Bo Wang, Ting-En Lin, Yinhe Zheng, Ying Zhu, Dongming
Zhao, Yuexian Hou, Yuchuan Wu, Yongbin Li
- Abstract要約: 共感的対話は、感情的要因(例えば、感情の状態)と認知的要因(例えば、感情の原因)の両方の知覚を必要とする人間のような行動である。
共感対話における2つのターン間の感情原因の自然な遷移を明示的にモデル化する感情原因遷移グラフを提案する。
このグラフでは、次のターンで生じる感情の概念語を、特殊に設計された概念認識デコーダによって予測し、使用し、共感的な応答を生成する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 29.418144401849194
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Empathetic dialogue is a human-like behavior that requires the perception of
both affective factors (e.g., emotion status) and cognitive factors (e.g.,
cause of the emotion). Besides concerning emotion status in early work, the
latest approaches study emotion causes in empathetic dialogue. These approaches
focus on understanding and duplicating emotion causes in the context to show
empathy for the speaker. However, instead of only repeating the contextual
causes, the real empathic response often demonstrate a logical and
emotion-centered transition from the causes in the context to those in the
responses. In this work, we propose an emotion cause transition graph to
explicitly model the natural transition of emotion causes between two adjacent
turns in empathetic dialogue. With this graph, the concept words of the emotion
causes in the next turn can be predicted and used by a specifically designed
concept-aware decoder to generate the empathic response. Automatic and human
experimental results on the benchmark dataset demonstrate that our method
produces more empathetic, coherent, informative, and specific responses than
existing models.
- Abstract(参考訳): 共感的対話は、感情的要因(例えば、感情の状態)と認知的要因(例えば、感情の原因)の両方の知覚を必要とする人間のような行動である。
初期の作業における感情状態の他に,共感的対話における感情要因の研究も行われている。
これらのアプローチは、話者に対する共感を示すために、コンテキスト内の感情原因の理解と重複に焦点を当てている。
しかし、実際の共感的反応は、文脈的原因を繰り返すだけでなく、しばしば、文脈的原因から反応的要因への論理的かつ感情中心の遷移を示す。
本研究では,共感対話における2つのターン間の感情原因の自然な遷移を明示的にモデル化する感情原因遷移グラフを提案する。
このグラフでは、次のターンで起こる感情の概念語を、特定の概念認識デコーダによって予測し、使用することで、共感応答を生成することができる。
ベンチマークデータセットにおける自動的および人間的実験結果から,本手法は既存モデルよりも共感的,一貫性,情報的,特定の応答を産出することが示された。
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