論文の概要: Indefinite causal key distribution
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2303.03893v1
- Date: Tue, 7 Mar 2023 13:37:51 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-08 15:23:31.103806
- Title: Indefinite causal key distribution
- Title(参考訳): 不定因果鍵分布
- Authors: Hector Spencer-Wood
- Abstract要約: 不確定因果順序(ICO)で実行される量子鍵分布(QKD)プロトコルを提案する。
キーに関する情報を公に比較することなく,イブを検出することができることを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: We propose a quantum key distribution (QKD) protocol that is carried out in
an indefinite causal order (ICO). In QKD, one considers a setup in which two
parties, Alice and Bob, share a key with one another in such a way that they
can detect whether an eavesdropper, Eve, has learnt anything about the key. To
our knowledge, in all QKD protocols proposed until now, Eve is detected by
publicly comparing a subset of Alice and Bob's key and checking for errors.
With the use of ICO, we show that it is possible to detect Eve without publicly
comparing any information about the key. Indeed, we prove that both correlated
and uncorrelated eavesdroppers cannot extract any useful information about the
shared key without inducing a nonzero probability of being detected. We discuss
the practicality and implementability of such a protocol and propose an
experimental setup to simulate some of the results derived.
- Abstract(参考訳): 本稿では、不確定因果順序(ICO)で実行される量子鍵分布(QKD)プロトコルを提案する。
QKDでは、AliceとBobという2人のパーティが、盗聴者であるEveが鍵について何も学んでいないかどうかを検知できるように、キーを互いに共有する仕組みを考える。
我々の知る限り、今まで提案された全てのQKDプロトコルにおいて、EveはAliceとBobのキーのサブセットを公に比較し、エラーをチェックすることで検出される。
ICOを用いることで、キーに関する情報を公に比較することなくEveを検出することができることを示す。
実際、相関と非相関の両方の盗聴者が、検出される確率ゼロの確率を誘導することなく、共有鍵に関する有用な情報を抽出できないことを証明している。
このようなプロトコルの実用性と実装性について検討し,その一部をシミュレートするための実験的な設定を提案する。
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