論文の概要: Frequency-multiplexed Hong-Ou-Mandel interference
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2303.09721v1
- Date: Fri, 17 Mar 2023 01:28:57 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-20 16:00:37.999912
- Title: Frequency-multiplexed Hong-Ou-Mandel interference
- Title(参考訳): 周波数多重Hong-Ou-Mandel干渉
- Authors: Mayuka Ichihara, Daisuke Yoshida, Feng-Lei Hong, and Tomoyuki Horikiri
- Abstract要約: 本研究の目的は,ベル状態測定の周波数多重化による絡み合い発生率の向上である。
結果は周波数選択型ベル状態測定と結びついているので、周波数多重量子リピータに繋がる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/4.0/
- Abstract: The implementation of quantum repeaters needed for long-distance quantum
communication requires the generation of quantum entanglement distributed among
the elementary links. These entanglements must be swapped among the quantum
repeaters through Bell-state measurements. This study aims to improve the
entanglement generation rate by frequency multiplexing the Bell-state
measurements. As a preliminary step of the frequency-multiplexed Bell-state
measurements, three frequency modes are mapped to a temporal mode by an atomic
frequency comb prepared in $\mathrm{Pr^{3+}}$ ion-doped $\mathrm{Y_2SiO_5}$
crystals using a weak coherent state, and Hong-Ou-Mandel interference, which is
a measure of the indistinguishability of two inputs, is observed in each
frequency mode by coincidence detection. The visibility for all the modes was
40%-42% (theoretically up to 50%). Furthermore, we show that a mixture of
different modes is avoided. The present results are connected to
frequency-selective Bell-state measurements and therefore frequency-multiplexed
quantum repeaters.
- Abstract(参考訳): 長距離量子通信に必要な量子リピータの実装には、基本リンク間で分散された量子エンタングルメントの生成が必要である。
これらの絡み合いはベル状態測定によって量子リピータ間で交換されなければならない。
本研究の目的は,ベル状態測定の周波数多重化による絡み合い発生率の向上である。
周波数多重化ベル状態測定の予備段階として、弱コヒーレント状態を用いたイオンドープ$\mathrm{Pr^{3+}}$\mathrm{Y_2SiO_5}$結晶で作製した原子周波数コムで3つの周波数モードを時間モードにマッピングし、同時検出により2つの入力の不連続性を測定するホン・オウ・マンデル干渉を観測した。
すべてのモードの可視性は40%-42%(理論上は50%まで)であった。
さらに,異なるモードの混合が回避されることを示す。
本結果は,周波数選択型ベル状態測定と周波数多重化量子リピータに関係している。
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