論文の概要: Asymptotically-deterministic robust preparation of maximally entangled
bosonic states
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2303.11484v1
- Date: Mon, 20 Mar 2023 22:40:57 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-22 17:05:12.693357
- Title: Asymptotically-deterministic robust preparation of maximally entangled
bosonic states
- Title(参考訳): 最大絡み合ったボゾン状態の漸近的決定論的ロバストな準備
- Authors: Matteo Piccolini, Vittorio Giovannetti, Rosario Lo Franco
- Abstract要約: 任意の局所雑音の作用下で頑健な方法で、2つのボゾン量子ビットの純粋ベル一重項状態を作成する理論的スキームを導入する。
我々は、繰り返しの回数を決定的に達成する反復過程において、偏光に敏感で非吸収性なパリティチェック検出器を用いている。
提案プロトコルは,内部自由度(ベル状態)と空間モード(NOON状態)のいずれにおいても最大に絡み合った2つのボソンの純状態を作成するために利用できる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 1.7188280334580195
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We introduce a theoretical scheme to prepare a pure Bell singlet state of two
bosonic qubits, in a way that is robust under the action of arbitrary local
noise. Focusing on a photonic platform, the proposed procedure employs passive
optical devices and a polarization-insensitive, non-absorbing, parity check
detector in an iterative process which achieves determinism asymptotically with
the number of repetitions. Distributing the photons over two distinct spatial
modes, we further show that the elements of the related basis composed of
maximally entangled states can be divided in two groups according to an
equivalence based on passive optical transformations. We demonstrate that the
parity check detector can be used to connect the two sets of states. We thus
conclude that the proposed protocol can be employed to prepare any pure state
of two bosons which are maximally entangled in either the internal degree of
freedom (Bell states) or the spatial mode (NOON states).
- Abstract(参考訳): 任意の局所雑音の作用下でロバストな2つのボソニック量子ビットの純粋なベル一重項状態を作成するための理論的スキームを導入する。
提案手法では, 受動型光デバイスと偏光非感受性非吸収性パリティチェック検出器を用いて, 繰り返し回数に漸近的に決定性を実現する。
2つの異なる空間モードに光子を分散させることにより、最大絡み合った状態からなる関連基底の要素が、受動光学変換に基づく同値性に応じて2つのグループに分割可能であることを示す。
パリティチェック検出器が2つの状態の接続に使用できることを実証する。
したがって,提案プロトコルは,内部自由度(ベル状態)と空間モード(正午状態)のいずれかに極端に絡み合う2つのボソンの純粋な状態を作成するために利用できると結論づける。
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