論文の概要: The Open-domain Paradox for Chatbots: Common Ground as the Basis for
Human-like Dialogue
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2303.11708v2
- Date: Fri, 28 Jul 2023 09:22:02 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-07-31 16:01:04.319110
- Title: The Open-domain Paradox for Chatbots: Common Ground as the Basis for
Human-like Dialogue
- Title(参考訳): チャットボットのオープンドメインパラドックス:人間的な対話の基礎としての共通基盤
- Authors: Gabriel Skantze, A. Seza Do\u{g}ru\"oz
- Abstract要約: オープンドメインチャットボットの開発への関心の高まりは、近年の大規模言語モデルの進歩によって引き起こされた。
対話のオープン性」は、想定される共同活動を含む、期待できる共通基盤についての最小限の情報を提供することによって最大化されることが期待される。
ユーザに対して"何でもチャットする"ように指示すると、非常に狭いダイアログとなり、"オープンドメインパラドックス"と呼ばれる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 1.9671123873378717
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: There is a surge in interest in the development of open-domain chatbots,
driven by the recent advancements of large language models. The "openness" of
the dialogue is expected to be maximized by providing minimal information to
the users about the common ground they can expect, including the presumed joint
activity. However, evidence suggests that the effect is the opposite. Asking
users to "just chat about anything" results in a very narrow form of dialogue,
which we refer to as the "open-domain paradox". In this position paper, we
explain this paradox through the theory of common ground as the basis for
human-like communication. Furthermore, we question the assumptions behind
open-domain chatbots and identify paths forward for enabling common ground in
human-computer dialogue.
- Abstract(参考訳): 大規模な言語モデルの最近の進歩によって、オープンドメインのチャットボットの開発への関心が高まっている。
対話の「開放性」は、推定された共同活動を含む、期待できる共通の基盤に関する最小限の情報を提供することによって最大化される。
しかし、その効果は逆であることを示す証拠がある。
ユーザに"何でもチャットする"ように依頼すると、非常に狭い形式の対話が出来上がり、"オープンドメインパラドックス"と呼ばれるようになる。
本稿では,このパラドックスを,人間的コミュニケーションの基盤として共通基盤の理論を用いて説明する。
さらに,オープンドメインチャットボットの背景にある仮定を疑問視し,人間とコンピュータの対話において共通基盤を実現するための経路を特定する。
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