論文の概要: Quantum Illumination with a Hetero-Homodyne Receiver and Sequential
Detection
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2303.18207v1
- Date: Fri, 31 Mar 2023 17:00:15 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-03 13:09:04.712350
- Title: Quantum Illumination with a Hetero-Homodyne Receiver and Sequential
Detection
- Title(参考訳): ヘテロホモジン受信器による量子照明とシーケンス検出
- Authors: Maximilian Reichert, Quntao Zhuang, Jeffrey H. Shapiro, Roberto Di
Candia
- Abstract要約: 本稿では、量子照明(QI)ターゲット検出のためのヘテロホモジン受信機を提案する。
従来のQI受信機とは異なり、QIの帰還した放射と格納されたアイドラーの間の量子相互作用を必要としないカスケードされた正の演算子値測定(POVM)を使用する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.8714677279673737
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We propose a hetero-homodyne receiver for quantum illumination (QI) target
detection. Unlike prior QI receivers, it uses a cascaded positive
operator-valued measurement (POVM) that does not require a quantum interaction
between QI's returned radiation and its stored idler. When used without
sequential detection its performance matches the 3 dB quantum advantage over
optimum classical illumination (CI) that Guha and Erkmen's [Phys. Rev. A 80,
052310 (2009)] phase-conjugate and parametric amplifier receivers enjoy. When
used in a sequential detection QI protocol, the hetero-homodyne receiver offers
a 9 dB quantum advantage over a conventional CI radar, and a 3 dB advantage
over a CI radar with sequential detection. Our work is a significant step
forward toward a practical quantum radar for the microwave region, and, more
generally, emphasizes the potential offered by cascaded POVMs for quantum
radar.
- Abstract(参考訳): 本稿では,量子照度検出のためのヘテロホモジン受信機を提案する。
従来のQI受信機とは異なり、QIの帰還した放射と格納されたアイドラーの間の量子相互作用を必要としないカスケード正の演算子値測定(POVM)を使用する。
逐次検出なしで使用する場合、その性能は、GuhaとErkmenの[Phys. A 80, 052310 (2009)]位相共役およびパラメトリック増幅器が楽しむ最適古典照明(CI)よりも3dB量子優位性に一致する。
シーケンシャル検出QIプロトコルで使用される場合、ヘテロホモジン受信機は、従来のCIレーダよりも9dB量子アドバンテージ、シーケンシャル検出を備えたCIレーダよりも3dB量子アドバンテージを提供する。
我々の研究は、マイクロ波領域の実用的な量子レーダに向けた重要な一歩であり、より一般的には、量子レーダのカスケードされたPOVMがもたらすポテンシャルを強調している。
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