論文の概要: Enhancing polarization transfer from nitrogen-vacancy centers in diamond
to external nuclear spins via dangling bond mediators
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2304.14282v3
- Date: Tue, 30 Jan 2024 14:04:33 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-01-31 19:39:41.130662
- Title: Enhancing polarization transfer from nitrogen-vacancy centers in diamond
to external nuclear spins via dangling bond mediators
- Title(参考訳): ボンドメディエーターによるダイヤモンド中の窒素空孔中心から外部核スピンへの偏極移動の促進
- Authors: H. Espin\'os, C. Munuera-Javaloy, I. Panadero, P. Acedo, R. Puebla, J.
Casanova, E. Torrontegui
- Abstract要約: ダイヤモンド中の窒素空孔中心を分子試料中の超分極核スピンの非侵襲的なプラットフォームとして用いることは、研究の有望な領域である。
本稿では、既存のマイクロ波配列、すなわちPulsePolを利用して、ダングリング結合や他の局所電子スピンを用いて、効率的にかつ堅牢に偏光を伝達する手法を提案する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: The use of nitrogen-vacancy centers in diamond as a non-invasive platform for
hyperpolarizing nuclear spins in molecular samples is a promising area of
research with the potential to enhance the sensitivity of nuclear magnetic
resonance experiments. Transferring NV polarization out of the diamond
structure has been achieved on nanoscale targets using dynamical nuclear
polarization methods, but extending this to relevant NMR volumes poses
significant challenges. One major technical hurdle is the presence of
paramagnetic defects in the diamond surface which can interfere with
polarization outflow. However, these defects can also be harnessed as
intermediaries for the interaction between NVs and nuclear spins. We present a
method that benefits from existing microwave sequences, namely the PulsePol, to
transfer polarization efficiently and robustly using dangling bonds or other
localized electronic spins, with the potential to increase polarization rates
under realistic conditions.
- Abstract(参考訳): 分子サンプル中の核スピンを過分極化する非侵襲的なプラットフォームとしてのダイヤモンドにおける窒素空洞中心の利用は、核磁気共鳴実験の感度を高める可能性を持つ有望な研究分野である。
ダイヤモンド構造からNV偏光を移動させることは、動的核偏光法を用いてナノスケールのターゲット上で達成されているが、関連するNMR量に拡張することは大きな課題である。
技術的なハードルの一つは、偏光流出を妨害するダイヤモンド表面の常磁性欠陥の存在である。
しかし、これらの欠陥はNVと核スピンの相互作用の中間体として利用することもできる。
本稿では,既存のマイクロ波配列,すなわちPulsePolを利用して,ダングリング結合や他の局所電子スピンを用いて効率よく,かつ強固に偏光を伝達する手法を提案する。
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