論文の概要: Enhanced Multimodal Representation Learning with Cross-modal KD
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2306.07646v1
- Date: Tue, 13 Jun 2023 09:35:37 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-06-14 14:20:18.577680
- Title: Enhanced Multimodal Representation Learning with Cross-modal KD
- Title(参考訳): クロスモーダルKDを用いたマルチモーダル表現学習
- Authors: Mengxi Chen, Linyu Xing, Yu Wang, Ya Zhang
- Abstract要約: 本稿では,クロスモーダル知識蒸留(KD)によるマルチモーダル表現学習の強化のために,訓練時にのみ利用できる補助的モダリティの活用について検討する。
広く採用されている相互情報に基づく目的は、弱教師のショートカットソリューション、すなわち、教師モデルを学生モデルと同じくらい弱くすることで、最大限の相互情報を達成することにつながる。
このような弱解を避けるため、教師と補助モダリティモデルの間の相互情報という追加目的語を導入する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 14.14709952127258
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: This paper explores the tasks of leveraging auxiliary modalities which are
only available at training to enhance multimodal representation learning
through cross-modal Knowledge Distillation (KD). The widely adopted mutual
information maximization-based objective leads to a short-cut solution of the
weak teacher, i.e., achieving the maximum mutual information by simply making
the teacher model as weak as the student model. To prevent such a weak
solution, we introduce an additional objective term, i.e., the mutual
information between the teacher and the auxiliary modality model. Besides, to
narrow down the information gap between the student and teacher, we further
propose to minimize the conditional entropy of the teacher given the student.
Novel training schemes based on contrastive learning and adversarial learning
are designed to optimize the mutual information and the conditional entropy,
respectively. Experimental results on three popular multimodal benchmark
datasets have shown that the proposed method outperforms a range of
state-of-the-art approaches for video recognition, video retrieval and emotion
classification.
- Abstract(参考訳): 本稿では,クロスモーダル知識蒸留(KD)によるマルチモーダル表現学習の強化のために,訓練時にのみ利用できる補助モーダルティを活用するタスクについて検討する。
広く採用されている相互情報最大化に基づく目的は,教師モデルが生徒モデルほど弱くすることで,教師の短期的解決,すなわち最大相互情報を達成することにつながる。
このような弱解を防ぐために,教師と補助モダリティモデルとの相互情報という,追加的な客観的な用語を導入する。
また,生徒と教師の情報ギャップを狭めるため,生徒に与えられた教師の条件エントロピーを最小限に抑えることを提案する。
相互情報と条件エントロピーをそれぞれ最適化するために,コントラスト学習と逆学習に基づく新しい学習手法を考案した。
3つの人気のマルチモーダルベンチマークデータセットを用いた実験の結果,提案手法は,映像認識,ビデオ検索,感情分類において最先端のアプローチを上回っていることがわかった。
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