論文の概要: Token-Event-Role Structure-based Multi-Channel Document-Level Event
Extraction
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2306.17733v1
- Date: Fri, 30 Jun 2023 15:22:57 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-07-03 11:55:57.550715
- Title: Token-Event-Role Structure-based Multi-Channel Document-Level Event
Extraction
- Title(参考訳): トークンイベント・ロール構造に基づくマルチチャネル文書・レベルイベント抽出
- Authors: Qizhi Wan, Changxuan Wan, Keli Xiao, Hui Xiong, Dexi Liu, Xiping Liu
- Abstract要約: 本稿では,トークン・イベント・ロールと呼ばれる新しいデータ構造を取り入れた,文書レベルのイベント抽出のための新しいフレームワークを提案する。
提案したデータ構造により,複数のイベントにおけるトークンの主要な役割を明らかにすることができ,イベント関係のより包括的な理解が容易になる。
その結果,本手法はF1スコアの9.5ポイント向上した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 15.02043375212839
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Document-level event extraction is a long-standing challenging information
retrieval problem involving a sequence of sub-tasks: entity extraction, event
type judgment, and event type-specific multi-event extraction. However,
addressing the problem as multiple learning tasks leads to increased model
complexity. Also, existing methods insufficiently utilize the correlation of
entities crossing different events, resulting in limited event extraction
performance. This paper introduces a novel framework for document-level event
extraction, incorporating a new data structure called token-event-role and a
multi-channel argument role prediction module. The proposed data structure
enables our model to uncover the primary role of tokens in multiple events,
facilitating a more comprehensive understanding of event relationships. By
leveraging the multi-channel prediction module, we transform entity and
multi-event extraction into a single task of predicting token-event pairs,
thereby reducing the overall parameter size and enhancing model efficiency. The
results demonstrate that our approach outperforms the state-of-the-art method
by 9.5 percentage points in terms of the F1 score, highlighting its superior
performance in event extraction. Furthermore, an ablation study confirms the
significant value of the proposed data structure in improving event extraction
tasks, further validating its importance in enhancing the overall performance
of the framework.
- Abstract(参考訳): 文書レベルのイベント抽出は、エンティティ抽出、イベントタイプ判定、イベントタイプ固有のマルチイベント抽出といったサブタスクのシーケンスを含む、長年にわたって困難な情報検索問題である。
しかし、問題を複数の学習タスクとして扱うと、モデルの複雑さが増す。
また、既存手法では、異なるイベントを横断するエンティティの相関が不十分であり、イベント抽出性能が制限される。
本稿では,token-event-roleと呼ばれる新しいデータ構造とマルチチャネル引数ロール予測モジュールを組み込んだ,ドキュメントレベルのイベント抽出のための新しいフレームワークを提案する。
提案したデータ構造により,複数のイベントにおけるトークンの主要な役割を明らかにすることが可能になる。
マルチチャネル予測モジュールを利用することで、エンティティとマルチイベント抽出をトークンとイベントのペアを予測する単一のタスクに変換し、パラメータ全体のサイズを削減し、モデルの効率を向上させる。
その結果,本手法はF1スコアにおいて9.5ポイント向上し,イベント抽出における優れた性能を示した。
さらに,提案するデータ構造がイベント抽出タスクを改善する上で有意な価値があることを確認し,フレームワーク全体の性能向上におけるその重要性を検証した。
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論文 参考訳(メタデータ) (2020-05-13T20:42:17Z)
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