論文の概要: Exploring the Integration of Large Language Models into Automatic Speech
Recognition Systems: An Empirical Study
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2307.06530v1
- Date: Thu, 13 Jul 2023 02:31:55 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-07-14 15:56:49.137381
- Title: Exploring the Integration of Large Language Models into Automatic Speech
Recognition Systems: An Empirical Study
- Title(参考訳): 大規模言語モデルの音声認識システムへの統合を探る:実証的研究
- Authors: Zeping Min, Jinbo Wang
- Abstract要約: 本稿では,Large Language Models (LLM) と自動音声認識(ASR)システムの統合について検討する。
我々の主な焦点は、LLMのコンテキスト内学習機能を用いて、ASRシステムの性能を向上させる可能性を調査することである。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: This paper explores the integration of Large Language Models (LLMs) into
Automatic Speech Recognition (ASR) systems to improve transcription accuracy.
The increasing sophistication of LLMs, with their in-context learning
capabilities and instruction-following behavior, has drawn significant
attention in the field of Natural Language Processing (NLP). Our primary focus
is to investigate the potential of using an LLM's in-context learning
capabilities to enhance the performance of ASR systems, which currently face
challenges such as ambient noise, speaker accents, and complex linguistic
contexts. We designed a study using the Aishell-1 and LibriSpeech datasets,
with ChatGPT and GPT-4 serving as benchmarks for LLM capabilities.
Unfortunately, our initial experiments did not yield promising results,
indicating the complexity of leveraging LLM's in-context learning for ASR
applications. Despite further exploration with varied settings and models, the
corrected sentences from the LLMs frequently resulted in higher Word Error
Rates (WER), demonstrating the limitations of LLMs in speech applications. This
paper provides a detailed overview of these experiments, their results, and
implications, establishing that using LLMs' in-context learning capabilities to
correct potential errors in speech recognition transcriptions is still a
challenging task at the current stage.
- Abstract(参考訳): 本稿では,Large Language Models (LLM) と自動音声認識 (ASR) システムを統合することにより,転写精度の向上を図る。
自然言語処理(NLP)分野において,LLMの高度化,文脈内学習能力,命令追従行動等が注目されている。
我々は,環境騒音,話者アクセント,複雑な言語文脈といった課題に直面しているasrシステムの性能向上のために,llmの文脈内学習機能を利用する可能性を検討することを目的とする。
Aishell-1 と LibriSpeech のデータセットを用いて,ChatGPT と GPT-4 を LLM 機能のベンチマークとして設計した。
残念ながら、我々の最初の実験では有望な結果が得られず、LLMのコンテキスト内学習をASRアプリケーションに活用することの複雑さが示唆された。
様々な設定やモデルによるさらなる探索にもかかわらず、LLMの修正文は高い単語誤り率(WER)をもたらし、LLMの音声応用における限界を示した。
本稿では,これらの実験の概要,結果,意味について概説し,音声認識文字起こしにおける潜在的な誤りを訂正するためにLLMの文脈内学習機能を利用することは,現在なお困難な課題であることを示す。
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