論文の概要: The Potential and Pitfalls of using a Large Language Model such as
ChatGPT or GPT-4 as a Clinical Assistant
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2307.08152v1
- Date: Sun, 16 Jul 2023 21:19:47 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-07-18 15:23:41.650225
- Title: The Potential and Pitfalls of using a Large Language Model such as
ChatGPT or GPT-4 as a Clinical Assistant
- Title(参考訳): ChatGPT や GPT-4 などの大言語モデルを用いた臨床助手の可能性と問題点
- Authors: Jingqing Zhang, Kai Sun, Akshay Jagadeesh, Mahta Ghahfarokhi, Deepa
Gupta, Ashok Gupta, Vibhor Gupta, Yike Guo
- Abstract要約: ChatGPTとGPT-4はいくつかの医療領域で有望な性能を示した。
われわれはChatGPTとGPT-4を用いて2つの分析を行った。
患者の評価では、GPT-4は4回に3回、正確に診断できる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 12.017491902296836
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Recent studies have demonstrated promising performance of ChatGPT and GPT-4
on several medical domain tasks. However, none have assessed its performance
using a large-scale real-world electronic health record database, nor have
evaluated its utility in providing clinical diagnostic assistance for patients
across a full range of disease presentation. We performed two analyses using
ChatGPT and GPT-4, one to identify patients with specific medical diagnoses
using a real-world large electronic health record database and the other, in
providing diagnostic assistance to healthcare workers in the prospective
evaluation of hypothetical patients. Our results show that GPT-4 across disease
classification tasks with chain of thought and few-shot prompting can achieve
performance as high as 96% F1 scores. For patient assessment, GPT-4 can
accurately diagnose three out of four times. However, there were mentions of
factually incorrect statements, overlooking crucial medical findings,
recommendations for unnecessary investigations and overtreatment. These issues
coupled with privacy concerns, make these models currently inadequate for real
world clinical use. However, limited data and time needed for prompt
engineering in comparison to configuration of conventional machine learning
workflows highlight their potential for scalability across healthcare
applications.
- Abstract(参考訳): 近年の研究では、いくつかの医療領域におけるChatGPTとGPT-4の有望な性能が示されている。
しかし、大規模な実世界の電子健康記録データベースを用いて、そのパフォーマンスを評価することはなく、また、多種多様な疾患のプレゼンテーションで患者に臨床診断支援を提供することの有用性も評価していない。
chatgptとgpt-4を用いた2つの分析を行った。1つは実世界の大規模電子カルテデータベースを用いて特定の医療診断を受けた患者を同定し、もう1つは医療従事者に対して仮説的評価のための診断支援を提供するものである。
以上の結果から,GPT-4は思考の連鎖と数発のプロンプトを伴い,F1スコアの96%を達成できた。
患者評価では、gpt-4は4回中3回正確に診断できる。
しかし、重大な医学的所見を見落とし、不必要な調査や過剰な治療の勧告など、事実的に誤記の言及があった。
これらの問題とプライバシーの懸念が組み合わさって、これらのモデルが現実の臨床試験に不適切になっている。
しかし、従来の機械学習ワークフローの構成と比較して、プロンプトエンジニアリングに必要なデータと時間に制限があり、医療アプリケーション間のスケーラビリティの可能性を強調している。
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