論文の概要: A quantum ticking self-oscillator using delayed feedback
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2307.14567v1
- Date: Thu, 27 Jul 2023 01:01:07 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-07-28 16:08:08.732554
- Title: A quantum ticking self-oscillator using delayed feedback
- Title(参考訳): 遅延フィードバックを用いた量子サイクリング自己オシレータ
- Authors: Yanan Liu, William J. Munro, and Jason Twamley
- Abstract要約: 量子自己振動の発達に関する研究は、多くの関心を集めている。
まず、位相拡散のない完全振動を示す線形量子SSOを設計する。
次に非線形遅延量子SSOを探索するが、従来研究されていた非遅延系と同様の劣化を示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 6.887777592015404
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Self-sustained oscillators (SSOs) is a commonly used method to generate
classical clock signals and SSOs using delayed feedback have been developed
commercially which possess ultra-low phase noise and drift. Research into the
development of quantum self-oscillation, where one can also have a periodic and
regular output {\em tick}, that can be used to control quantum and classical
devices has received much interest and quantum SSOs so far studied suffer from
phase diffusion which leads to the smearing out of the quantum oscillator over
the entire limit cycle in phase space seriously degrading the system's ability
to perform as a self-oscillation. In this paper, we explore quantum versions of
time-delayed SSOs, which has the potentials to develop a ticking quantum clock.
We first design a linear quantum SSO which exhibits perfect oscillation without
phase diffusion. We then explore a nonlinear delayed quantum SSO but find it
exhibits dephasing similar to previously studied non-delayed systems.
- Abstract(参考訳): SSO(Self-Sustained oscillator)は、古典的なクロック信号を生成するための一般的な方法であり、遅延フィードバックを用いたSSOは、極低位相ノイズとドリフトを持つ商業的に開発されている。
量子や古典的なデバイスを制御できる周期的および正規的な出力 {\em tick} も持てる量子自振器の開発の研究が盛んに行われており、これまで研究されてきた量子SSOは相拡散に悩まされており、相空間の極限サイクル全体にわたって量子発振器がスミアリングし、システムが自振器として機能する能力は著しく低下している。
本稿では,時間遅延型SSOの量子バージョンについて検討する。
まず,位相拡散を伴わない完全振動を示す線形量子ssoを設計する。
次に非線形遅延量子SSOを探索するが、従来研究されていた非遅延系と同様の劣化を示す。
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