論文の概要: Simple Information Processing Tasks with Unbounded Quantum Advantage
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2308.07727v1
- Date: Tue, 15 Aug 2023 12:07:31 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-08-16 13:00:21.943518
- Title: Simple Information Processing Tasks with Unbounded Quantum Advantage
- Title(参考訳): 非有界量子アドバンテージを用いた簡易情報処理タスク
- Authors: Teiko Heinosaari, Oskari Kerppo, Leevi Lepp\"aj\"arvi and Martin
Pl\'avala
- Abstract要約: 古典的システムに対する量子システムの明確な非有界な優位性を検出することは可能であることを示す。
古典的なシステムで可能な全ての量子通信タスクを実装するのに必要なすべての調整されたアクションを格納するために、有限記憶は使用できない。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/4.0/
- Abstract: Communication scenarios between two parties can be implemented by first
encoding messages into some states of a physical system which acts as the
physical medium of the communication and then decoding the messages by
measuring the state of the system. We show that already in the simplest
possible scenarios it is possible to detect a definite, unbounded advantage of
quantum systems over classical systems. We do this by constructing a family of
operationally meaningful communication tasks each of which on one hand can be
implemented by using just a single qubit but which on the other hand require
unboundedly larger classical system for classical implementation. Furthemore,
we show that even though with the additional resource of shared randomness the
proposed communication tasks can be implemented by both quantum and classical
systems of the same size, the number of coordinated actions needed for the
classical implementation also grows unboundedly. In particular, no finite
storage can be used to store all the coordinated actions needed to implement
all the possible quantum communication tasks with classical systems. As a
consequence, shared randomness cannot be viewed as a free resource.
- Abstract(参考訳): 両者間の通信シナリオは、まず物理系の物理媒体として機能する物理系の状態にメッセージをエンコードし、次にシステムの状態を計測してメッセージの復号化を行うことによって実現される。
我々は、最も単純なシナリオでは、古典的システムよりも量子システムの定値、非有界な利点を検出できることを示した。
我々は,1つのキュービットだけで実装できるが,一方では古典的実装には無制限に大きい古典的システムを必要とする操作上有意義な通信タスク群を構築することにより,これを実現する。
さらに,共有ランダム性の付加的な資源により,提案する通信タスクは,同じ大きさの量子システムと古典システムの両方で実装できるが,古典的実装に必要な協調アクションの数も無制限に増加することを示した。
特に、古典的なシステムで可能なすべての量子通信タスクを実装するために必要なすべての協調アクションを格納するために、有限ストレージは使用できない。
その結果、共有ランダム性は自由資源と見なすことはできない。
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