論文の概要: LLM4TS: Aligning Pre-Trained LLMs as Data-Efficient Time-Series Forecasters
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2308.08469v6
- Date: Thu, 20 Feb 2025 16:48:08 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2025-02-21 14:25:04.700810
- Title: LLM4TS: Aligning Pre-Trained LLMs as Data-Efficient Time-Series Forecasters
- Title(参考訳): LLM4TS:データ効率の良い時系列フォアキャスターとしての事前学習型LCMの調整
- Authors: Ching Chang, Wei-Yao Wang, Wen-Chih Peng, Tien-Fu Chen,
- Abstract要約: 事前学習された大言語モデル(LLM)を用いた時系列予測のためのフレームワークを提案する。
LLM4TSは、LLMを時系列データのニュアンスと整合させる2段階の微調整戦略と、下流の時系列予測タスクの予測微調整段階から構成される。
我々のフレームワークは、事前訓練されたLLM内に多段階の時間データを統合し、時間固有の情報を解釈する能力を向上する新しい2段階集約手法を特徴としている。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 11.796765525301051
- License:
- Abstract: Multivariate time-series forecasting is vital in various domains, e.g., economic planning and weather prediction. Deep train-from-scratch models have exhibited effective performance yet require large amounts of data, which limits real-world applicability. Recently, researchers have leveraged the representation learning transferability of pre-trained Large Language Models (LLMs) to handle limited non-linguistic datasets effectively. However, incorporating LLMs with time-series data presents challenges of limited adaptation due to different compositions between time-series and linguistic data, and the inability to process multi-scale temporal information. To tackle these challenges, we propose LLM4TS, a framework for time-series forecasting with pre-trained LLMs. LLM4TS consists of a two-stage fine-tuning strategy: the time-series alignment stage to align LLMs with the nuances of time-series data, and the forecasting fine-tuning stage for downstream time-series forecasting tasks. Furthermore, our framework features a novel two-level aggregation method that integrates multi-scale temporal data within pre-trained LLMs, enhancing their ability to interpret time-specific information. In experiments across 7 time-series forecasting datasets, LLM4TS is superior to existing state-of-the-art methods compared with trained-from-scratch models in full-shot scenarios, and also achieves the highest rank in few-shot scenarios. In addition, evaluations compared with different unsupervised representation learning approaches highlight LLM4TS's effectiveness with representation learning in forecasting tasks. Ablation studies further validate each component's contribution to LLM4TS and underscore the essential role of utilizing LLM's pre-trained weights for optimal performance. The code is available at https://github.com/blacksnail789521/LLM4TS.
- Abstract(参考訳): 多変量時系列予測は、経済計画や天気予報など、様々な領域において不可欠である。
ディープトレイン・トゥ・スクラッチモデルでは効果的な性能を示したが、大量のデータを必要とするため、現実の応用性が制限されている。
近年,事前学習された大規模言語モデル(LLM)の表現学習伝達性を活用して,限られた非言語データセットを効果的に処理している。
しかし, LLMを時系列データに組み込むことは, 時系列データと言語データとの組成の違いや, マルチスケールの時間情報処理が不可能なため, 適応が困難であることを示す。
これらの課題に対処するために,事前学習したLLMを用いて時系列予測を行うフレームワークであるLLM4TSを提案する。
LLM4TSは、時系列アライメントステージと時系列データのニュアンスを一致させる2段階の微調整ステージと、下流の時系列予測タスクの予測微調整ステージで構成されている。
さらに,本フレームワークは,事前学習したLLM内に多段階のテンポラルデータを統合し,時間固有情報を解釈する能力を向上する,新しい2段階集約手法を特徴としている。
7つの時系列予測データセットを対象とした実験では、LLM4TSは、フルショットシナリオにおけるトレーニング済みのスクラッチモデルと比較して、既存の最先端手法よりも優れており、数ショットシナリオでは最高ランクを達成している。
さらに、異なる教師なし表現学習手法との比較により、予測タスクにおける表現学習によるLLM4TSの有効性を強調した。
アブレーション研究は、LLM4TSへの各コンポーネントの貢献をさらに検証し、LLMのトレーニング済み重量を最適性能に活用する上で重要な役割を浮き彫りにした。
コードはhttps://github.com/blacksnail789521/LLM4TSで公開されている。
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