論文の概要: High-fidelity transmon coupler activated CCZ gate on fluxonium qubits
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2308.15229v2
- Date: Sun, 8 Oct 2023 08:42:36 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-10-13 04:22:31.973368
- Title: High-fidelity transmon coupler activated CCZ gate on fluxonium qubits
- Title(参考訳): フラクソニウム量子ビット上の高忠実トランスモンカプラ活性化CCZゲート
- Authors: Ilya A. Simakov, Grigoriy S. Mazhorin, Ilya N. Moskalenko, Seidali S.
Seidov, Ilya S. Besedin
- Abstract要約: 本研究では,カプラ上のマイクロ波パルスによって活性化されるトランスモン量子ビットを介して容量的に接続されたフラキソニウム上で,高忠実なCCZゲートを動作させる新しい方法を提案する。
ノイズレスモデルでは,95n長ゲートの99.99%以上の忠実度を実測回路パラメータで数値シミュレーションし,従来のデコヒーレンス率で約0.25%の誤差を推定する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: The Toffoli gate takes a special place in the quantum information theory. It
opens up a path for efficient implementation of complex quantum algorithms.
Despite tremendous progress of the quantum processors based on the
superconducting qubits, realization of a high-fidelity three-qubit operation is
still a challenging problem. Here, we propose a novel way to perform a
high-fidelity CCZ gate on fluxoniums capacitively connected via a transmon
qubit, activated by a microwave pulse on the coupler. The main advantages of
the approach are relative quickness, simplicity of calibration and significant
suppression of the unwanted longitudinal ZZ interaction. We provide numerical
simulation of 95-ns long gate of higher than 99.99% fidelity with realistic
circuit parameters in the noiseless model and estimate an error of about 0.25%
under the conventional decoherence rates.
- Abstract(参考訳): トッフォリゲートは量子情報理論において特別な位置を占める。
複雑な量子アルゴリズムを効率的に実装するための道を開く。
超伝導量子ビットに基づく量子プロセッサの著しい進歩にもかかわらず、高忠実度3量子ビット演算の実現は依然として難しい問題である。
本稿では,トランスモン量子ビットを介して容量的に接続されたフラックスニウム上に高忠実なcczゲートを,カプラ上のマイクロ波パルスにより活性化する新しい方法を提案する。
アプローチの主な利点は、相対的速さ、校正の単純さ、望ましくない縦ZZ相互作用の顕著な抑制である。
ノイズレスモデルでは,95n長ゲートの99.99%以上の忠実度を実測回路パラメータで数値シミュレーションし,従来のデコヒーレンス率で約0.25%の誤差を推定する。
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