論文の概要: On the role of the optical phase and quantum coherence in high harmonic
generation
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2309.05010v3
- Date: Thu, 30 Nov 2023 17:03:11 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-12-01 23:09:54.014165
- Title: On the role of the optical phase and quantum coherence in high harmonic
generation
- Title(参考訳): 高調波発生における光位相と量子コヒーレンスの役割について
- Authors: Philipp Stammer
- Abstract要約: 非コヒーレントな古典的および非古典的な強光場による高調波発生のプロセスの推進について検討する。
駆動場の位相が完全に未決定の場合においても,高調波発生が可能であることを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0/
- Abstract: In this work we analyze the role of the optical phase and coherence of the
driving field in the process of high harmonic generation. We consider driving
the process of high harmonic generation with incoherent classical and
non-classical intense light fields, and show that harmonic radiation can be
generated even in cases where the phase of the driving field is completely
undetermined leading to vanishing mean electric field values. This implies that
quantum optical coherence in the driving field is not necessary for generating
high harmonic radiation, with the consequence that the emitted harmonic
radiation in those cases do likewise not exhibit quantum optical coherence. We
further show that the final quantum state of each harmonic is diagonal in the
photon number basis, from which we conclude that the measurement of the high
harmonic spectrum alone does not allow to infer on the coherence properties of
the harmonic radiation.
- Abstract(参考訳): 本研究では,高調波発生過程における光位相と駆動場のコヒーレンスについて解析する。
我々は、非コヒーレントな古典的および非古典的な強光場による高調波発生の過程の駆動を考察し、駆動場の位相が完全に未決定である場合においても、平均電界値が消滅することを示す。
これは、駆動場における量子光コヒーレンスが高調波放射を生成するために必要ではないことを意味し、その結果、これらの場合の放射光コヒーレンスも同様に量子光コヒーレンスを示さない。
さらに、各高調波の最終的な量子状態が光子数基底において対角的であることを示し、そこから高調波スペクトルの測定だけでは高調波放射のコヒーレンス特性を推測できないと結論付ける。
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