論文の概要: Resolving Knowledge Conflicts in Large Language Models
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2310.00935v3
- Date: Tue, 15 Oct 2024 05:23:56 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2024-10-16 13:58:51.040529
- Title: Resolving Knowledge Conflicts in Large Language Models
- Title(参考訳): 大規模言語モデルにおける知識紛争の解決
- Authors: Yike Wang, Shangbin Feng, Heng Wang, Weijia Shi, Vidhisha Balachandran, Tianxing He, Yulia Tsvetkov,
- Abstract要約: 大規模言語モデル(LLM)はしばしば知識の衝突に遭遇する。
知識衝突が発生した場合のLLMのデシラタとは何か,既存のLLMがそれを満たすのかを問う。
文脈知識の矛盾をシミュレートする評価フレームワークを提案する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 46.903549751371415
- License:
- Abstract: Large language models (LLMs) often encounter knowledge conflicts, scenarios where discrepancy arises between the internal parametric knowledge of LLMs and non-parametric information provided in the prompt context. In this work we ask what are the desiderata for LLMs when a knowledge conflict arises and whether existing LLMs fulfill them. We posit that LLMs should 1) identify knowledge conflicts, 2) pinpoint conflicting information segments, and 3) provide distinct answers or viewpoints in conflicting scenarios. To this end, we introduce an evaluation framework for simulating contextual knowledge conflicts and quantitatively evaluating to what extent LLMs achieve these goals. It includes diverse and complex situations of knowledge conflict, knowledge from diverse entities and domains, two synthetic conflict creation methods, and settings with progressively increasing difficulty to reflect realistic knowledge conflicts. Extensive experiments with the framework reveal that while LLMs perform well in identifying the existence of knowledge conflicts, they struggle to determine the specific conflicting knowledge and produce a response with distinct answers amidst conflicting information. To address these challenges, we propose new instruction-based approaches that augment LLMs to better achieve the three goals. Further analysis shows that abilities to tackle knowledge conflicts are greatly impacted by factors such as knowledge domain, while generating robust responses to knowledge conflict scenarios remains an open research question.
- Abstract(参考訳): 大規模言語モデル(LLM)は、LLMの内部パラメトリック知識とプロンプトコンテキストで提供される非パラメトリック情報との相違が生じるような知識の衝突にしばしば遭遇する。
この研究では、知識衝突が発生したときのLLMのデシラタとは何か、既存のLLMがそれを満たすのかを問う。
LLMはすべきである、と仮定する。
1)知識紛争の特定。
2 情報セグメントの対立点、及び
3) 矛盾するシナリオにおいて、明確な回答や視点を提供する。
そこで本稿では,文脈知識の対立をシミュレートし,LLMがこれらの目標を達成する程度を定量的に評価するための評価フレームワークを提案する。
知識紛争の多様かつ複雑な状況、多様な実体や領域からの知識、2つの合成紛争発生方法、そして現実的な知識紛争を反映することの難しさを徐々に増す設定を含む。
このフレームワークによる大規模な実験により、LLMは知識の衝突の存在を特定するのにうまく機能する一方で、特定の矛盾する知識を識別し、矛盾する情報の中で異なる回答で応答を生成するのに苦労していることが明らかとなった。
これらの課題に対処するため,LLMを改良して3つの目標を達成できる新しい命令ベースアプローチを提案する。
さらに分析したところ、知識紛争に対処する能力は知識領域などの要因に大きく影響されている一方で、知識紛争シナリオに対する堅牢な応答を生成することは、オープンな研究課題であることがわかった。
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