論文の概要: Enhancing Document-level Event Argument Extraction with Contextual Clues
and Role Relevance
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2310.05991v3
- Date: Fri, 20 Oct 2023 02:20:20 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-10-23 11:24:13.011268
- Title: Enhancing Document-level Event Argument Extraction with Contextual Clues
and Role Relevance
- Title(参考訳): 文脈手がかりと役割関連による文書レベルのイベント引数抽出の強化
- Authors: Wanlong Liu, Shaohuan Cheng, Dingyi Zeng, Hong Qu
- Abstract要約: ドキュメントレベルのイベント引数抽出は、ロングインプットとクロスセンス推論という新たな課題を引き起こす。
本研究では,Span-Triggerに基づくコンテキストプーリングと潜在ロールガイダンスモデルを提案する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 12.239459451494872
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Document-level event argument extraction poses new challenges of long input
and cross-sentence inference compared to its sentence-level counterpart.
However, most prior works focus on capturing the relations between candidate
arguments and the event trigger in each event, ignoring two crucial points: a)
non-argument contextual clue information; b) the relevance among argument
roles. In this paper, we propose a SCPRG (Span-trigger-based Contextual Pooling
and latent Role Guidance) model, which contains two novel and effective modules
for the above problem. The Span-Trigger-based Contextual Pooling(STCP)
adaptively selects and aggregates the information of non-argument clue words
based on the context attention weights of specific argument-trigger pairs from
pre-trained model. The Role-based Latent Information Guidance (RLIG) module
constructs latent role representations, makes them interact through
role-interactive encoding to capture semantic relevance, and merges them into
candidate arguments. Both STCP and RLIG introduce no more than 1% new
parameters compared with the base model and can be easily applied to other
event extraction models, which are compact and transplantable. Experiments on
two public datasets show that our SCPRG outperforms previous state-of-the-art
methods, with 1.13 F1 and 2.64 F1 improvements on RAMS and WikiEvents
respectively. Further analyses illustrate the interpretability of our model.
- Abstract(参考訳): 文書レベルのイベント引数抽出は、文レベルの文よりも長い入力とクロスセンテンス推論の新たな課題を提起する。
しかしながら、ほとんどの先行研究は、各イベントにおける候補引数とイベントトリガーの関係を把握し、2つの重要なポイントを無視している。
a) 暗黙の文脈的手がかり情報
b) 議論の役割の関連性
本稿では,span-trigger-based context pooling and latent role guidance(span-trigger-based context pooling)モデルを提案する。
STCP(Span-Trigger-based Contextual Pooling)は、事前訓練されたモデルから特定の引数-トリガーペアのコンテキストアテンション重みに基づいて、非議論的手がかり語の情報を適応的に選択・集約する。
Role-based Latent Information Guidance (RLIG)モジュールは、潜在ロール表現を構築し、ロール間エンコーディングを通じて相互作用させ、意味的関連性をキャプチャし、それらを候補引数にマージする。
STCPとRLIGはいずれもベースモデルと比較して1%以上の新しいパラメータを導入せず、コンパクトで移植可能な他のイベント抽出モデルにも容易に適用できる。
2つの公開データセットの実験により、SCPRGは、それぞれRAMSとWikiEventsの1.13 F1と2.64 F1の改善により、従来の最先端メソッドよりも優れていたことが示されている。
さらなる分析は、我々のモデルの解釈可能性を示す。
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