論文の概要: Complementarity relationship between first-order coherence and path
distinguishability in an interferometer based on induced coherence
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2310.19765v1
- Date: Mon, 30 Oct 2023 17:36:11 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-11-01 18:53:52.304876
- Title: Complementarity relationship between first-order coherence and path
distinguishability in an interferometer based on induced coherence
- Title(参考訳): 誘導コヒーレンスに基づく干渉計の1次コヒーレンスと経路識別性との相補性
- Authors: Gerard J. Machado, Lluc Sendra, Adam Vall\'es, Juan P. Torres
- Abstract要約: 2つの干渉信号光子の1次コヒーレンスを結合する相補性関係を導出する。
導出相補性関係の妥当性を検証した低光子流束系において実験結果を示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: We consider an interferometer based on the concept of induced coherence,
where two signal photons that originate in different second-order nonlinear
crystals can interfere. We derive a complementarity relationship that links the
first-order coherence between the two interfering signal photons with a
parameter that quantifies the distinguishing information regarding the
nonlinear crystal where they originated. Astonishingly, the derived
relationship goes beyond the single-photon regime and is valid for any photon
flux rate generated. We show experimental results in the low photon-flux regime
that confirm the validity of the derived complementarity relationship.
- Abstract(参考訳): 誘導コヒーレンス(英語版)の概念に基づく干渉計を考えると、異なる二階非線形結晶に由来する2つの信号光子が干渉することができる。
2つの干渉信号光子間の1次コヒーレンスと、それらが原点となる非線形結晶に関する識別情報を定量化するパラメータを関連付ける相補性関係を導出する。
驚くべきことに、導出した関係は単光子系を超えており、任意の光子フラックス速度に有効である。
導出相補性関係の妥当性を検証した低光子流束レジームの実験結果を示す。
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