論文の概要: On the Integration of Self-Sovereign Identity with TLS 1.3 Handshake to Build Trust in IoT Systems
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2311.00386v2
- Date: Tue, 7 Nov 2023 13:50:51 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-03-25 13:55:39.141198
- Title: On the Integration of Self-Sovereign Identity with TLS 1.3 Handshake to Build Trust in IoT Systems
- Title(参考訳): IoTシステムにおける信頼構築のための自己主権IDとTLS 1.3ハンドシェイクの統合について
- Authors: Leonardo Perugini, Andrea Vesco,
- Abstract要約: 自己主権アイデンティティ(Self-Sovereign Identity、SSI)は、人間の介入の必要性を減らす分散型オプションである。
本稿では,TLS 1.3ハンドシェイクの拡張に対処することで,大規模IoTシステムにおけるSSIの採用に寄与する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: The centralized PKI is not a suitable solution to provide identities in large-scale IoT systems. The main problem is the high cost of managing X.509 certificates throughout their lifecycle, from installation to regular updates and revocation. The Self-Sovereign Identity (SSI) is a decentralised option that reduces the need for human intervention, and therefore has the potential to significantly reduce the complexity and cost associated to identity management in large-scale IoT systems. However, to leverage the full potential of SSI, the authentication of IoT nodes needs to be moved from the application to the Transport Layer Security (TLS) level. This paper contributes to the adoption of SSI in large-scale IoT systems by addressing, for the first time, the extension of the original TLS 1.3 handshake to support two new SSI authentication modes while maintaining the interoperability with nodes implementing the original handshake protocol. The open source implementation of the new TLS 1.3 handshake protocol in OpenSSL is used to experimentally prove the feasibility of the approach.
- Abstract(参考訳): 集中型PKIは、大規模なIoTシステムでIDを提供するための適切なソリューションではない。
主な問題は、X.509証明書をインストールから定期的な更新や取り消しに至るまで、ライフサイクルを通して管理するコストが高いことである。
SSI(Self-Sovereign Identity)は、人間の介入の必要性を低減し、大規模なIoTシステムにおけるID管理に関連する複雑さとコストを大幅に削減する、分散化されたオプションである。
しかしながら、SSIの潜在能力を最大限活用するには、IoTノードの認証をアプリケーションからTLS(Transport Layer Security)レベルに移行する必要がある。
本稿では,従来のハンドシェイクプロトコルを実装したノードとの相互運用性を維持しつつ,2つの新しいSSI認証モードをサポートするTLS 1.3ハンドシェイクの拡張に対処することで,大規模IoTシステムにおけるSSIの採用に寄与する。
OpenSSLの新しいTLS 1.3ハンドシェイクプロトコルのオープンソース実装は、このアプローチの有効性を実験的に証明するために使用される。
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