論文の概要: Atomic Defect-Aware Physical Design of Silicon Dangling Bond Logic on
the H-Si(100)2x1 Surface
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2311.12042v1
- Date: Fri, 17 Nov 2023 15:24:12 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-11-23 03:49:13.885653
- Title: Atomic Defect-Aware Physical Design of Silicon Dangling Bond Logic on
the H-Si(100)2x1 Surface
- Title(参考訳): h-si(100)2x1表面におけるシリコンダングリング結合論理の原子欠陥認識物理設計
- Authors: Marcel Walter, Jeremiah Croshaw, Samuel Sze Hang Ng, Konrad Walus,
Robert Wolkow, Robert Wille
- Abstract要約: 設計自動化のための表面欠陥モデルを実験的に検証した欠陥タイプから導出する。
走査型トンネル顕微鏡データを考慮した自動配置・ルーティングアルゴリズムを提案する。
荷電欠陥を完全に除去できれば、製造能力は約0.1%の欠陥率を達成する必要があると予測する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 3.4484213569971134
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Although fabrication capabilities of Silicon Dangling Bonds have rapidly
advanced from manual labor-driven laboratory work to automated manufacturing in
just recent years, sub-nanometer substrate defects still pose a hindrance to
production due to the need for atomic precision. In essence, unpassivated or
missing surface atoms, contaminants, and structural deformations disturb the
fabricated logic or prevent its realization altogether. Moreover, design
automation techniques in this domain have not yet adopted any defect-aware
behavior to circumvent the present obstacles. In this paper, we derive a
surface defect model for design automation from experimentally verified defect
types that we apply to identify sensitivities in an established gate library in
an effort to generate more robust designs. Furthermore, we present an automatic
placement and routing algorithm that considers scanning tunneling microscope
data obtained from physical experiments to lay out dot-accurate circuitry that
is resilient against the presence of atomic surface defects. This culminates in
a holistic evaluation on surface data of varying defect rates that enables us
to quantify the severity of such defects. We project that fabrication
capabilities must achieve defect rates of around 0.1 %, if charged defects can
be completely eliminated, or < 0.1 %, otherwise. This realization sets the pace
for future efforts to scale up this promising circuit technology.
- Abstract(参考訳): 近年、シリコンダングリング結合の製造能力は、手作業による実験室作業から自動化製造へと急速に進歩しているが、原子精度の必要性から、サブナノメータの基板欠陥は依然として製造を妨げている。
本質的には、不動あるいは欠落した表面原子、汚染物質、構造変形は、製造された論理を妨害するか、その実現を完全に阻止する。
さらに、この領域の設計自動化技術は、現在の障害を回避するための欠陥認識の動作をまだ採用していない。
本稿では,設計自動化のための表面欠陥モデルについて,より堅牢な設計を実現するため,確立されたゲートライブラリの感度を識別するために,実験的に検証された欠陥タイプから導出する。
さらに,物理実験から得られた走査型トンネル顕微鏡データを考慮して,原子表面欠陥の存在に対して弾力性のあるドット精度回路を配置する自動配置・ルーティングアルゴリズムを提案する。
このことは、様々な欠陥率の表面データを総合的に評価することで、そのような欠陥の深刻度を定量化することができる。
荷電欠陥を完全に除去できる場合, あるいは 0.1 % 以下であれば, 製造能力は 0.1 % の欠陥率を達成する必要があると予測する。
この実現により、将来この有望な回路技術を拡大する取り組みのペースが決まる。
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