論文の概要: MoDS: Model-oriented Data Selection for Instruction Tuning
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2311.15653v1
- Date: Mon, 27 Nov 2023 09:33:13 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-11-28 16:27:22.370000
- Title: MoDS: Model-oriented Data Selection for Instruction Tuning
- Title(参考訳): MoDS: インストラクションチューニングのためのモデル指向データ選択
- Authors: Qianlong Du, Chengqing Zong and Jiajun Zhang
- Abstract要約: 本稿では,モデル指向データ選択 (MoDS) 手法を提案する。
実験結果から,提案手法で選択した4000組の命令ペアを微調整したモデルの方が,完全なオリジナルデータセットで微調整したモデルよりも優れた性能を示した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 35.60124047070829
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Instruction tuning has become the de facto method to equip large language
models (LLMs) with the ability of following user instructions. Usually,
hundreds of thousands or millions of instruction-following pairs are employed
to fine-tune the foundation LLMs. Recently, some studies show that a small
number of high-quality instruction data is enough. However, how to select
appropriate instruction data for a given LLM is still an open problem. To
address this problem, in this paper we present a model-oriented data selection
(MoDS) approach, which selects instruction data based on a new criteria
considering three aspects: quality, coverage and necessity. First, our approach
utilizes a quality evaluation model to filter out the high-quality subset from
the original instruction dataset, and then designs an algorithm to further
select from the high-quality subset a seed instruction dataset with good
coverage. The seed dataset is applied to fine-tune the foundation LLM to obtain
an initial instruction-following LLM. Finally, we develop a necessity
evaluation model to find out the instruction data which are performed badly in
the initial instruction-following LLM and consider them necessary instructions
to further improve the LLMs. In this way, we can get a small high-quality,
broad-coverage and high-necessity subset from the original instruction
datasets. Experimental results show that, the model fine-tuned with 4,000
instruction pairs selected by our approach could perform better than the model
fine-tuned with the full original dataset which includes 214k instruction data.
- Abstract(参考訳): インストラクションチューニングは,大規模言語モデル(LLM)にユーザ命令に従う能力を持たせるためのデファクト手法となっている。
通常、基礎LPMを微調整するために、数十万から数百万の命令追従ペアが使用される。
近年、少数の高品質な命令データが十分であることを示す研究もある。
しかし、与えられた LLM に対して適切な命令データを選択する方法はまだ未解決の問題である。
そこで本研究では,モデル指向データ選択(MoDS)アプローチについて,品質,カバレッジ,必要性の3つの側面を考慮し,新たな基準に基づいて命令データを選択する手法を提案する。
提案手法では,まず,品質評価モデルを用いて,元の命令データセットから高品質なサブセットを抽出し,高いカバレッジを持つシード命令データセットから高品質なサブセットを更に選択するアルゴリズムを設計する。
シードデータセットを適用して基礎LLMを微調整し、初期命令追従LLMを得る。
最後に,初期命令追従LLMにおいて不適切な実行を行う命令データを見つけるために必要な評価モデルを開発し,LLMをさらに改善するための必要な命令を検討する。
このようにして、元の命令データセットから、小さな高品質で広いカバレッジと高必要のサブセットを得ることができます。
実験結果から,本手法で選択した4,000個の命令ペアを微調整したモデルは,214k命令データを含む完全なオリジナルデータセットで微調整されたモデルよりも優れた性能を示すことができた。
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