論文の概要: Retrieval-augmented Multi-modal Chain-of-Thoughts Reasoning for Large
Language Models
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2312.01714v1
- Date: Mon, 4 Dec 2023 08:07:21 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-12-05 15:49:38.556184
- Title: Retrieval-augmented Multi-modal Chain-of-Thoughts Reasoning for Large
Language Models
- Title(参考訳): 大規模言語モデルに対する検索強化マルチモーダル・チェーン推論
- Authors: Bingshuai Liu, Chenyang Lyu, Zijun Min, Zhanyu Wang, Jinsong Su,
Longyue Wang
- Abstract要約: マルチモーダル推論シナリオにおける最適なCoT実例の選択という課題に対処する新しいアプローチを提案する。
本手法は,マルチモーダルシナリオにおけるCOT推論プロセスを,より関連性の高い情報的例でLLMに通知することで改善することを目的としている。
提案手法はLLMの性能を著しく向上させ,マルチモーダル推論タスクにおける最先端の成果を達成できることを実証する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 56.256069117502385
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: The advancement of Large Language Models(LLMs) has brought substantial
attention to the Chain of Thought(CoT) approach, primarily due to its ability
to enhance the capability of LLMs on tasks requiring complex reasoning.
Moreover, the significance of CoT approaches extends to the application of LLMs
for multi-modal tasks, such as multi-modal question answering. However, the
selection of optimal CoT demonstration examples in multi-modal reasoning for
LLMs remains less explored for LLMs due to the inherent complexity of
multi-modal examples. In this paper, we introduce a novel approach that
addresses this challenge by using retrieval mechanisms to dynamically and
automatically select demonstration examples based on cross-modal similarities.
This method aims to refine the CoT reasoning process in multi-modal scenarios
via informing LLMs with more relevant and informative examples. Furthermore, we
employ a stratified sampling method categorising demonstration examples into
groups based on their types and retrieving examples from different groups
respectively to promote the diversity of demonstration examples. Through a
series of experiments, we demonstrate that our approach significantly improves
the performance of LLMs, achieving state-of-the-art results in multi-modal
reasoning tasks. Specifically, our methods demonstrate significant advancements
on the ScienceQA dataset. While our method based on ChatGPT outperforms the
Chameleon(ChatGPT) by 2.74% with an accuracy of 82.67%, the GPT4-based approach
surpasses the Chameleon(GPT-4) by 0.89%, achieving 87.43% on accuracy under the
same setting. Moreover, our best performing show a 6.05% increase over
Chameleon for ChatGPT-based models and a 4.57% increase for GPT-4-based models.
- Abstract(参考訳): LLM(Large Language Models)の進歩は、複雑な推論を必要とするタスクにおいてLLMの能力を高める能力によって、Chain of Thought(CoT)アプローチに大きな注目を集めている。
さらに、CoTアプローチの重要性は、マルチモーダル質問応答のようなマルチモーダルタスクに対するLLMの適用にまで拡張されている。
しかし、マルチモーダル推論における最適CoT実例の選択は、マルチモーダル実例に固有の複雑さがあるため、LLMでは検討されていない。
本稿では,この課題に対処する新しい手法を提案する。探索機構を用いて,モーダル間の類似性に基づいた実演例を動的かつ自動選択する。
本手法は,マルチモーダルシナリオにおけるCOT推論プロセスを,より関連性の高い情報的例でLLMに通知することを目的としている。
さらに,実験例を分類した階層化サンプリング手法を用い,実験例の多様性を促進するために,各グループからそれぞれサンプルを抽出する。
一連の実験を通して,本手法はLLMの性能を著しく向上させ,マルチモーダル推論タスクにおける最先端の成果を達成することを実証した。
具体的には,ScienceQAデータセットに大きな進歩を示した。
本手法はChatGPTを精度82.67%でChameleon(ChatGPT)を2.74%上回るが、GPT4ベースの手法はChameleon(GPT-4)を0.89%上回って87.43%の精度で達成している。
さらに,ChatGPTモデルではChameleonが6.05%,GPT-4モデルでは4.57%向上した。
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