論文の概要: Strongly Coupled Spins of Silicon-Vacancy Centers Inside a Nanodiamond
with Sub-Megahertz Linewidth
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2312.08967v2
- Date: Tue, 23 Jan 2024 14:50:37 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-01-24 18:45:16.140457
- Title: Strongly Coupled Spins of Silicon-Vacancy Centers Inside a Nanodiamond
with Sub-Megahertz Linewidth
- Title(参考訳): サブメガヘルツ線幅を有するナノダイヤモンド中のシリコン空洞中心の強結合スピン
- Authors: Marco Klotz, Richard Waltrich, Niklas Lettner, Viatcheslav Agafonov,
Alexander Kubanek
- Abstract要約: ダイヤモンド中の色中心の電子スピンは、長寿命の核スピンと光子の間の相互作用を媒介する。
我々は電子スピンの強いカップリングを示し、一方電子スピンのデコヒーレンス速度は1MHz以下にとどまった。
さらに、ナノダイアモンドにおける量子メモリのレジスタを確立するポテンシャルとマルチスピン結合を実証する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 43.06643088952006
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: The search for long-lived quantum memories, which can be efficiently
interfaced with flying qubits is longstanding. One possible solution is to use
the electron spin of a color center in diamond to mediate interaction between a
long-lived nuclear spin and a photon. Realizing this in a nanodiamond
furthermore facilitates the integration into photonic devices and enables the
realization of hybrid quantum systems with access to quantum memories. Here, we
investigated the spin environment of negatively-charged Silicon-Vacancy centers
in a nanodiamond and demonstrate strong coupling of its electron spin, while
the electron spin's decoherence rate remained below 1 MHz. We furthermore
demonstrate multi-spin coupling with the potential to establish registers of
quantum memories in nanodiamonds.
- Abstract(参考訳): 空飛ぶ量子ビットと効率的にインターフェースできる長寿命の量子メモリの探索は、長年続いている。
可能な1つの解決策は、ダイヤモンドのカラーセンターの電子スピンを使用して、長寿命の核スピンと光子の間の相互作用を仲介することである。
これをナノダイアモンドで実現することで、フォトニックデバイスへの統合をさらに促進し、量子メモリにアクセス可能なハイブリッド量子システムの実現を可能にする。
そこで, ナノダイヤモンド中の負電荷のシリコン空洞中心のスピン環境を調査し, 電子スピンのデコヒーレンス速度が1mhz以下であるのに対し, 電子スピンの強い結合を示す。
さらに,マルチスピン結合とナノダイアモンドにおける量子メモリレジスタの確立の可能性を示す。
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