論文の概要: Quantum networks using counterfactual quantum communication
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2401.17397v1
- Date: Tue, 30 Jan 2024 19:27:09 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-02-01 16:43:22.920719
- Title: Quantum networks using counterfactual quantum communication
- Title(参考訳): 反ファクト量子通信を用いた量子ネットワーク
- Authors: Aakash Warke, Kishore Thapliyal and Anirban Pathak
- Abstract要約: 一対の電子から2つの独立した光子に絡み合った状態を伝達するための新しい対物的量子通信プロトコルを提案する。
このプロトコルは, 反現実的量子ネットワークにつながる量子リピータの構築に有用であることを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Counterfactual quantum communication is one of the most interesting facets of
quantum communication, allowing two parties to communicate without any
transmission of quantum or classical particles between the parties involved in
the communication process. This aspect of quantum communication originates from
the interaction-free measurements where the chained quantum Zeno effect plays
an important role. Here, we propose a new counterfactual quantum communication
protocol for transmitting an entangled state from a pair of electrons to two
independent photons. Interestingly, the protocol proposed here shows that the
counterfactual method can be employed to transfer information from house qubits
to flying qubits. Following this, we show that the protocol finds uses in
building quantum repeaters leading to a counterfactual quantum network,
enabling counterfactual communication over a linear quantum network.
- Abstract(参考訳): 対物的量子通信は、量子通信の最も興味深い側面の1つであり、2つのパーティは、通信プロセスに関わるパーティ間で量子粒子や古典粒子の伝達なしに通信することができる。
この量子コミュニケーションの側面は、連鎖量子ゼノ効果が重要な役割を果たす相互作用のない測定から生じる。
本稿では、電子対から2つの独立した光子に絡み合った状態を送信する新しい反事実量子通信プロトコルを提案する。
ここで提案するプロトコルは, 住宅用キュービットから飛行用キュービットへの情報転送に, 対実的手法を用いることができることを示す。
次に,このプロトコルが反事実量子ネットワークに繋がる量子リピータの構築に利用され,線形量子ネットワーク上での反事実通信が可能となることを示す。
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