論文の概要: Can We Verify Step by Step for Incorrect Answer Detection?
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2402.10528v2
- Date: Sat, 15 Jun 2024 16:53:58 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-06-19 06:15:51.150052
- Title: Can We Verify Step by Step for Incorrect Answer Detection?
- Title(参考訳): アンサー検出におけるステップバイステップの検証
- Authors: Xin Xu, Shizhe Diao, Can Yang, Yang Wang,
- Abstract要約: 我々は,様々な推論タスクにおける推論連鎖と性能の関係を検討するために,R2PEというベンチマークを導入する。
本ベンチマークは,LLMの最終出力の誤りを推論ステップに基づいて測定することを目的としている。
本稿では,回答チェックベースラインを大きなマージンで上回るPDS(Process Discernibility score)フレームワークを提案する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 22.984011562264147
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Chain-of-Thought (CoT) prompting has marked a significant advancement in enhancing the reasoning capabilities of large language models (LLMs). Previous studies have developed various extensions of CoT, which focus primarily on enhancing end-task performance. In addition, there has been research on assessing the quality of reasoning chains in CoT. This raises an intriguing question: Is it possible to predict the accuracy of LLM outputs by scrutinizing the reasoning chains they generate? To answer this research question, we introduce a benchmark, R2PE, designed specifically to explore the relationship between reasoning chains and performance in various reasoning tasks spanning five different domains. This benchmark aims to measure the falsehood of the final output of LLMs based on the reasoning steps. To make full use of information in multiple reasoning chains, we propose the process discernibility score (PDS) framework that beats the answer-checking baseline by a large margin. Concretely, this resulted in an average of $5.1\%$ increase in the F1 score and $2.97\%$ improvement in AUC-PR across all 45 subsets within R2PE. We further demonstrate our PDS's efficacy in advancing open-domain QA accuracy. Data and code are available at https://github.com/XinXU-USTC/R2PE.
- Abstract(参考訳): CoT(Chain-of-Thought)プロンプトは,大規模言語モデル(LLM)の推論能力の向上に大きく貢献している。
従来の研究は、主にエンドタスク性能の向上に焦点を当てたCoTの様々な拡張を開発してきた。
さらに、CoTにおける推論鎖の品質を評価する研究も行われている。
LLM出力の精度は、それらが生成する推論連鎖を精査することによって予測できるのか?
そこで本研究では,5つのドメインにまたがる様々な推論タスクにおいて,推論連鎖と性能の関係を調査するためのベンチマークR2PEを提案する。
本ベンチマークは,LLMの最終出力の誤りを推論ステップに基づいて測定することを目的としている。
複数の推論チェーンにおける情報を完全に活用するために,回答チェックベースラインを大きなマージンで打ち負かすプロセス識別可能性スコア(PDS)フレームワークを提案する。
具体的には、F1スコアが平均5.1\%、R2PE内の45サブセットが平均2.97\%、AUC-PRが平均2.97\%向上した。
さらに,オープンドメインQAの精度向上にPSDの有効性を実証した。
データとコードはhttps://github.com/XinXU-USTC/R2PEで入手できる。
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