論文の概要: Energy-saving fast-forward scaling
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2402.10683v2
- Date: Tue, 3 Sep 2024 03:34:19 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-09-04 19:31:47.200820
- Title: Energy-saving fast-forward scaling
- Title(参考訳): 省エネルギー型高速フォワードスケーリング
- Authors: Takuya Hatomura,
- Abstract要約: 我々は, 高速フォワードスケーリングのエネルギーコストを導入し, 時間非依存測定基地における省エネ高速化の可能性を見出した。
結果はエネルギー効率のよい量子技術の実現の道を開く。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We propose energy-saving fast-forward scaling. Fast-forward scaling is a method which enables us to speed up (or slow down) given dynamics in a certain measurement basis. We introduce energy costs of fast-forward scaling, and find possibility of energy-saving speedup for time-independent measurement bases. As concrete examples, we show such energy-saving fast-forward scaling in a two-level system and quantum annealing of a general Ising spin glass. We also discuss the influence of a time-dependent measurement basis, and give a remedy for unwanted energy costs. The present results pave the way for realization of energy-efficient quantum technologies.
- Abstract(参考訳): 省エネ型高速フォワードスケーリングを提案する。
高速フォワードスケーリング(Fast-forward scaling)とは、ある測定基準で与えられたダイナミクスを高速化(あるいは減速)する手法である。
我々は, 高速フォワードスケーリングのエネルギーコストを導入し, 時間非依存測定基地における省エネ高速化の可能性を見出した。
具体例として、2レベル系におけるそのような省エネルギー高速フォワードスケーリングと、一般的なイジングスピンガラスの量子アニーリングを示す。
また、時間依存測定ベースの影響についても検討し、不要なエネルギーコストに対する対策について述べる。
この結果は、エネルギー効率のよい量子技術の実現の道を開くものである。
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