論文の概要: An exactly solvable model of calorimetric measurements
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2007.15923v2
- Date: Fri, 13 Nov 2020 10:47:43 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-07 12:41:02.175712
- Title: An exactly solvable model of calorimetric measurements
- Title(参考訳): 正確な熱量測定の可解モデル
- Authors: Brecht Donvil, Dmitry Golubev and Paolo Muratore-Ginanneschi
- Abstract要約: 我々は,最初に水位と貯水池が切り替わり,その後再び切り替わる過渡過程を考察する。
我々は, 貯水池のエネルギー, レベルエネルギー, 相互作用エネルギーの時間依存性を, 弱い, 中間的, 強い, 超強結合で求める。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Calorimetric measurements are experimentally realizable methods to assess
thermodynamics relations in quantum devices. With this motivation in mind, we
consider a resonant level coupled to a Fermion reservoir. We consider a
transient process, in which the interaction between the level and the reservoir
is initially switched on and then switched off again. We find the time
dependence of the energy of the reservoir, of the energy of the level and of
the interaction energy between them at weak, intermediate, strong and
ultra-strong coupling. We also determine the statistical distributions of these
energies.
- Abstract(参考訳): 熱量測定は、量子デバイスにおける熱力学関係を評価する実験的に実現可能な方法である。
このモチベーションを念頭に置いて、フェルミオン貯水池と結合した共鳴レベルを考える。
このプロセスでは、最初にレベルと貯水池の相互作用がスイッチオンされ、その後再びスイッチオフされる。
その結果, 貯水池のエネルギー, レベルエネルギー, 相互作用エネルギーの時間依存性が, 弱結合, 中間結合, 強結合, 超強結合において確認できた。
これらのエネルギーの統計分布も決定する。
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