論文の概要: IRR: Image Review Ranking Framework for Evaluating Vision-Language Models
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2402.12121v2
- Date: Mon, 16 Dec 2024 16:09:47 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2024-12-17 15:49:57.929451
- Title: IRR: Image Review Ranking Framework for Evaluating Vision-Language Models
- Title(参考訳): IRR:ビジョンランゲージモデル評価のための画像レビューランキングフレームワーク
- Authors: Kazuki Hayashi, Kazuma Onishi, Toma Suzuki, Yusuke Ide, Seiji Gobara, Shigeki Saito, Yusuke Sakai, Hidetaka Kamigaito, Katsuhiko Hayashi, Taro Watanabe,
- Abstract要約: 大規模ビジョンランゲージモデル(LVLM)は画像とテキストの両方を処理し、画像キャプションや記述生成などのマルチモーダルタスクに優れる。
IRR: Image Review Rankは,批判的レビューテキストを多視点から評価するための新しい評価フレームワークである。
我々は15のカテゴリの画像のデータセットを用いて評価し、それぞれに5つの批評家レビューテキストと、英語と日本語の注釈付きランキングがあり、合計2000以上のデータインスタンスがある。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 25.014419357308192
- License: http://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0/
- Abstract: Large-scale Vision-Language Models (LVLMs) process both images and text, excelling in multimodal tasks such as image captioning and description generation. However, while these models excel at generating factual content, their ability to generate and evaluate texts reflecting perspectives on the same image, depending on the context, has not been sufficiently explored. To address this, we propose IRR: Image Review Rank, a novel evaluation framework designed to assess critic review texts from multiple perspectives. IRR evaluates LVLMs by measuring how closely their judgments align with human interpretations. We validate it using a dataset of images from 15 categories, each with five critic review texts and annotated rankings in both English and Japanese, totaling over 2,000 data instances. The datasets are available at https://hf.co/datasets/naist-nlp/Wiki-ImageReview1.0. Our results indicate that, although LVLMs exhibited consistent performance across languages, their correlation with human annotations was insufficient, highlighting the need for further advancements. These findings highlight the limitations of current evaluation methods and the need for approaches that better capture human reasoning in Vision & Language tasks.
- Abstract(参考訳): 大規模ビジョンランゲージモデル(LVLM)は画像とテキストの両方を処理し、画像キャプションや記述生成などのマルチモーダルタスクに優れる。
しかし、これらのモデルは事実コンテンツの生成に優れているが、同じ画像上の視点を反映するテキストを生成・評価する能力は、文脈によっては十分に解明されていない。
IRR: Image Review Rankは,批判的レビューテキストを多視点から評価するための新しい評価フレームワークである。
IRRは、その判断が人間の解釈とどの程度密接に一致しているかを測定することによってLVLMを評価する。
我々は15のカテゴリの画像のデータセットを用いて評価し、それぞれに5つの批評家レビューテキストと、英語と日本語の注釈付きランキングがあり、合計2000以上のデータインスタンスがある。
データセットはhttps://hf.co/datasets/naist-nlp/Wiki-ImageReview1.0で公開されている。
その結果、LVLMは言語間で一貫した性能を示したが、人間のアノテーションとの相関は不十分であり、さらなる進歩の必要性を浮き彫りにした。
これらの知見は、現在の評価手法の限界と、視覚・言語タスクにおける人間の推論をよりよく捉えるためのアプローチの必要性を浮き彫りにしている。
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